不動産投資を行う場合は物件の管理を自分でやる方法と管理会社に委託する方法の二つの管理方法があります。
管理したい建物内に自分も住んでいたり、近くに住んでいて、他に管理物件がない、という場合は自主管理でも良いかもしれませんが、
自主管理は全ての管理を自分でやらなくてはいけないので想像以上に大変です。
できれば管理会社に委託してしまった方が、不動産投資は楽でしょう。
しかしオーナーにとって管理会社との付き合い方というのは悩みの種になってしまうことも多いです。
そんな管理会社との付き合い方について、今回は解説していきたいと思います。
必要以上に値切らない
まず不動産業者にとって管理というのはあまり儲かる仕事ではないということを覚えておきましょう。
業者にとっては売買の方がやはり入ってくる金額が大きいので、管理に関しては売買にアシストするためにやっていると言っても過言ではありません。
不動産業者も儲けを出すためにビジネスで仕事をしているわけで、管理に関しては数百戸や数千戸の単位で管理を行っています。
やはりたくさん管理を任せているオーナーや、付き合いの良いオーナーが優先的に良いサービスを受けられると考えた方が良いでしょう。
必要以上に値切ってくるオーナーは必然的に管理会社から嫌われてしまい、サービスの質が落ちます。
オーナー側もビジネスなわけですから必要なところはもちろんコストを抑えることを大切にして良いと思いますが、例えば客付けのための広告宣伝費などもケチってしまうと担当者のモチベーションも上がりません。
相場であれば広告宣伝費は家賃1ヶ月分ですが、地域によって相場が異なる場合もありますし、閑散期に客付けを決めてくれた担当者には報酬を弾んでも良いと思います。
管理会社に高いモチベーションを持って働いてもらうためにはどうしたらよいのかということをオーナーは考えなくてはいけません。
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任せきりにしない
不動産投資というのは管理を管理会社に任せていれば勝手に家賃収入が入ってくるというものではありません。
管理会社に全てを任せきりにしないよう、管理会社をマネジメントする姿勢が大切です。
丸投げという態度をとってしまうと、管理会社側も「あまり気にしないオーナーなんだな」と思うでしょう。
他のオーナーの対応が優先されてしまうようになると思います。
管理会社から送られてきたものはきちんと目を通し、間違っているものは指摘をする。
逆にしっかりと取り組んでもらえているものに対しては、改めてお礼を言ったり報酬を出したりするなどして「きちんと見ているオーナー」だと思ってもらえるように働きかけることが大切です。
こまめに連絡をとる
何か用事がなくてもこまめに連絡を取るということも重要です。
- 最近の物件の様子はどうか?
- 内見依頼はどれぐらい来ているのか?
- 地域の中で流動性はあるか?
などの情報収集の一環として話をしに行くのも良いでしょう。
きちんと不動産を気にかけているということが管理会社に伝わるように接すると良いと思います。
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締め切りを設定する
管理会社とのやりとりですが、返事が必要なものや対応が必要なものに関しては必ず締め切りを設定するようにすると良いです。
これをやっておいてくださいというふうに丸投げしてしまって1ヶ月2ヶ月、下手したら半年や1年といった月日が経ってしまうこともあります。
締め切りを設定すれば催促もしやすくなりますから、必ず締め切りを設定するようにしておきましょう。
そうすることで管理会社も動いてくれやすくなるものです。
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感謝の気持ちを持って接する
委託をして不動産投資を行ってるオーナーにとって管理会社というのはなくてはならない存在です。
管理会社は管理を行ってくれなければ不動産投資を続けることができません。
「お金を払って委託をしてるのだから仕事をしてもらって当然」と思うのではなく、自分のかわりに管理を行ってくれているということに感謝の気持ちをもって接するように心がけましょう。
そういった気持ちというのは言動の端々に現れるものです。
相手に気持ちよく仕事をしてもらうためにはどうしたらよいのかということを考えるべきです。
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どうしても合わない時は…
どう頑張っても管理会社の担当者と合わないということもあるでしょう。
そういった場合は担当者を変えてもらう、もしくは管理会社を変える、というのも一つの手です。
ビジネスとして不動産投資を行っているわけですから、ビジネスパートナーを選ぶ権利はオーナーにもあります。
自分に合うビジネスパートナーを探すことも大事でしょう。
管理会社を変えるとなると面倒な手続きも確かに多くはなってしまいますが、長期的な目線で考えると、何年何十年と不動産投資をしていくなら
やはり自分に合っている管理会社を見つけた方が良いです。
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