お宝物件と言われる掘り出し物の物件がありますがこういったお宝物件はどのようにして見つければ良いのでしょうか?
不動産投資をしている方だったら誰もが知りたいことだと思います。
普段の物件の探し方も踏まえて解説していきたいと思います。
新着情報を見るのは日課
お宝物件を探すには常に市場を回遊するということが大切です。
普段から新着物件をチェックすることを日課にしておきましょう。
ある程度スクリーニング条件を決めておいて毎日見るという形にしておけばそこまで大変なことではありません。
色々な投資スタイルがあると思いますが、私の場合は地方の中古アパートを中心に投資をしていますので、対象は全国にして見ています。
それなりに厳しいスクリーニング条件にしていますが、対象が全国であれば1日に1件から2件ほどヒットするくらいの割合で出てくるものです。
もちろん条件に当てはまらずヒット件数0件という日もありますが。
このように毎日不動産ポータルサイトを見て市場を観察しておくことで、大体の相場感が付いてきますので、物件が売りに出された時も、他の物件と比べて割安なのかどうかということが感覚的にわかるようになります。
お宝物件に出会うためにはその物件がお宝であるということがわからなくてはいけません。
そのためにも、とにかく普段からたくさんの物件を見ておくということが大切なのかなと思います。
焦って購入しないこと
お宝物件を探そうとしていると「これはお宝物件かも!?」とついつい思ってしまいがちですが、良い物件というのはなかなか出てくるものではありません。
物件を探し始めてから一年以上経って、やっと物件を購入することができるという人もいるくらいです。
焦って購入して良い事はありませんので、無理やり購入しようとするのではなくご縁がある物件としっかりと向き合っていくという姿勢で落ち着いて不動産投資をしていくことが大切だと思っています。
そのためにも普段から不動産投資にある程度時間や労力を割けるように環境を整えておくことが大切でしょう。
もちろん精神的な余裕を持っておくことも大切です。
関連記事:不動産投資における物件の増やし方
不動産会社との付き合いが大事
お宝物件というのは市場に出回る前に不動産会社が懇意にしているオーナーに紹介することが多いです。
ネットに掲載されている物件は一通り懇意にしているオーナーに紹介したあとに掲載された物件だと思ってください笑
不動産会社としても普段から付き合いのあるオーナーに購入してもらった方が、その後のやり取りもやりやすくて良いのです。
アナログな業界のように感じるかもしれませんが、実際不動産会社が直接オーナーに物件を紹介するということはよくあることです。
管理会社に管理をお願いする時も売買の事も視野に入れてお付き合いをしていけると良いのかなと思います。
関連記事:不動産屋が一番嫌がることはしちゃいけない!業者に好かれるオーナーになろう
ピンときたらすぐに現地に見に行く
物件情報を見た時にピンときたらすぐに現地に見に行くということも大切です。
実際現地を見に行ってみて得られる情報というのはとても多くて、不動産会社の方とも直接話せますから必ず現地には足を運んだ方が良いです。
たまに物件を見ないで購入するという人もいますが、私は必ず物件は自分の目で見たほうがいいと思っています。
もちろん良い物件というのはすぐに買い付けが入りますから、スピード感は大事です。
そういったところをクリアすることができるように、普段から自分が動きやすい環境にしておいた方が良いですね。
一軒を見に行きたいけれど明日すぐには動けない、そのまま一週間経ってしまう、みたいな状況だとなかなかお宝物件を購入するのは難しいと思います。
関連記事:収益物件を購入する時現地調査が見ておくべきポイント
売却理由が重要
不動産業者には売却理由を聞いてみるのも良いでしょう。
元のオーナーが亡くなってしまって相続した物件だったり、現金が直ぐに必要になってしまって不動産を売却するといった状況だった場合はお宝物件である場合が多いです。
売主も売り急いでいるので、すぐに現金化できそうなのであればそれが一番と考えている人が多いからです。
その中でもきちんと不動産投資家として物件を綺麗にしているものもあります。
不動産投資家であればだいたい内装と外観を見ればどれぐらい不動産投資に力を入れてオーナーがその物件を所有していたかということが分かるでしょう。
力を入れて持っていた物件なのであれば、中古物件でも運用しやすいと思います。
今回はお宝物件の探し方についてお話ししてみましたが、簡単にお宝物件を探し当てることができる裏技のようなものは正直ありません。
とにかく地道に毎日物件情報を探すこと、情報収集をしっかりとすることがお宝物件との出会いを連れてきてくれると思っています。
そういったことを楽しんで行うことができる不動産投資家の方はやはり強いですね。
関連記事:不動産売買における告知事項あり物件とは?