賃貸物件のリフォームの際に、アクセントクロスと呼ばれるやり方をするのが流行っています。
実際に持っている不動産の中でいくつかアクセントクロスを試してみたのですが、なかなか良いなと思ったので、今回は不動産投資を行うオーナー目線でアクセントクロスについて解説してみたいと思います。
アクセントクロスとは
アクセントクロスとはお部屋の壁の一部分を通常使う白いクロスとは別のクロスにすることによって、お部屋のアクセント(ワンポイント)のようにすることを指します。ポイントクロスとも呼ばれることがあります。
日本ではほとんどのお部屋が白のクロスで統一されていることが多く、アクセントクロスを取り入れているお部屋はまだまだ少ないですが、そこまで高額な費用がかかるわけでもないので、取り入れやすいリフォームなのではないかと思います。
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アクセントクロスの値段
気になるアクセントクロスのお値段なのですが、実は一般的によく使われている白いクロスとあまり値段は変わりません。
木材や石材の雰囲気を出す凹凸があるようなクロスの場合は高いものもありますが、差し色になるようなクロスやちょっとした柄の入ったクロスは一般的なクロスと変わらない値段です。
だいたい平米単価で計算することが多く、平米あたり約1,500~2,000円程度、それに施工料として2万円前後かかってくるような形です。
普通の白いクロスと値段が変わらないのであれば、一度はチャレンジしてみても良いのではないかな、と思います。
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アクセントクロス事例
持っている物件でもいくつかアクセントクロスを導入してみました。
畳のお部屋のアクセントクロスはなかなか良かったのではないかと思っています。
どうしても和室というのは入居者からは嫌煙されがちなので、和室が一気におしゃれな雰囲気になって、アクセントクロスの強さを感じました。
こちらも値段は白いクロスとあまり変わらないのですが、こういった柄が入ったクロスも一気にお部屋が明るい雰囲気になって良いです。
アクセントクロスの色の選び方や他の事例などは別の記事でも紹介しています。
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アクセントクロスのメリット
実際にアクセントクロスをやってみたメリットについて、個人的に感じたところではありますが書いていきたいと思います。
賃貸募集写真が目立つ
アクセントクロスを取り入れている物件が増えてきているとはいえ、まだまだ使っている物件は少ないです。
そのためポータルサイトにあげている賃貸募集のページでも、写真が目立ちやすいなと思います。
色が入っていることによってお部屋の写真も明るくおしゃれな雰囲気に見えますしね。
物件が印象に残りやすい
一度内見してもらえればお部屋の印象が残りやすいかなと思います。
「壁が〇〇色だったお部屋!」という具合に覚えてもらえる、ということです。
お部屋を探している人は1日に2件〜3件ほどお部屋を回ることも珍しくありません。人によってはそれ以上お部屋を回るという人もいるでしょう。
そんな中で印象に残るために、アクセントクロスはとても良い方法だと思います。
ポータルサイトへの掲載の部分でもそうですが、競合のお部屋と差別化しやすいというのもメリットでしょう。
内見の数が増える・入居が決まりやすい
アクセントクロスをやったことによってすぐに入居が決まったお部屋もいくつかありました。
今まで入居付けが難航していたお部屋もあったので、アクセントクロスの力なのだと思います。
やはり印象が大きく変わるんでしょうね。
ターゲティングしやすい
アクセントクロスの色の選び方にもよるとは思いますが、ターゲティングがしやすいというのもメリットです。
やはりアクセントクロスを使ったお部屋は若い人や女性、ファミリー層に人気です。
お部屋の中で写真を撮る時もアクセントクロスがあるだけで映えるので、女性からは喜ばれやすいですね。
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アクセントクロスのデメリット
手間がかかる
捉え方ではあると思いますが、お部屋のどの部分をアクセントクロスにするか、どの色のアクセントクロスにするか、ということは結構考えました。
これを手間がかかると思うか、面白いと思うかは人によって違うと思いますが、時間がかかってしまうのは否めません。
また管理会社の人にも「どの型番のクロスにするか」などを細かく伝えなくてはいけないですし、お願いをする分手間をかけてしまうことにはなるので、管理会社の担当の人と普段からうまくコミュニケーションがとれていないと難しいと思います。
色選びが難しい
自分はセンスがない、と思っている人はアクセントクロスの色選びに抵抗がある人もいるかもしれません。
家族にみてもらうなどして女性の意見を取り入れてみてもいいかもしれませんね。
人の好みがある
アクセントクロスの色は好みもあるのでそれが合わなくて入居を逃してしまうということもあるかもしれません。
ただそこまで高いリフォームでもないので、一度やってみて反応があまりよくないなら、次にクロスを変える時に白に戻してしまってもいいと思います。
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