これからアパート経営を始めようという方はどのようにしてアパート経営を勉強したらいいのか、知りたい人が多いのではないかと思います。
私の例にはなってしまいますが、アパート経営の知識を身につけるためにやるといい勉強法について今回は紹介していきたいと思います。
アパート経営をしている友人を増やす
普通に生活をしているとアパート経営をしている人に出会うことはなかなかないのではないでしょうか。
一般的な会社で就職をして仕事をしていると、サラリーマンをしながらアパート経営をやっている、という人はなかなかいないですよね。
それぞれの環境にもよりますが、アパート経営をしている友人を増やすというのがアパート経営を勉強するのに一番良い方法なのではないかなと私は思っています。
書籍などでアパート経営の勉強をしていくなどの王道のやり方ももちろん悪くはないと思うのですが
やはり友人の話など現実味のある話の方が自分の中に落とし込みやすい部分があります。
自分の周りにアパート経営をしている人がいるのであればその人にアパート経営についてまずは話を聞いてみるといいと思いますし
現状そういった人脈がないのであればセミナーなどに出かけてみるのもいいかもしれません。
特に経営者が集まるような場所だと不動産投資をしている人も多いのでアパート経営をしている人にすぐ出会えると思います。
後は不動産業者として働いている人も自分で不動産を抱えている人が多いですね。
自社から買うような形でアパートを手に入れてアパート経営をしているという人が多いのです。
例えばこれから不動産投資を始めようとしている人なのであれば、「どうやって物件を選んだか?」というような質問も参考になるでしょうし
のちのちアパート経営をしていく上で疑問に思ったことやトラブルがあったことも相談したりすることができるでしょう。
「こういった時どうしてる?」と言える人がいるというのはとても心強いと思います。
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アパート経営に役立つ資格を勉強する
アパート経営を行うにあたって何か取らなくてはいけない資格などがあるわけではないのですが、
勉強して資格を取っておくとアパート経営に役立つという資格について少し紹介していきたいと思います。
宅建(宅地建物取引士)
試験内容はアパート経営と直接関係があるもの以外の内容も含まれるのですが
やはり不動産といえば宅建が一番有名どこの資格なのではないでしょうか。
オーナーとしての知識だけでなく仲介業者や取引相手目線での知識も身につけることができるので、
不動産全般の知識を身につけるには、この宅建の資格の勉強をするのが一番早いのではないかなと思います。
しかし合格率は15%から20%程度となっており、宅建の資格は年々合格率が下がっていっています。
無理に資格を取得しなくてもいいから資格の勉強だけしてみるというのでもいいかもしれませんね。
ただこの資格を持っていることによって少し箔がつくというのはあるかもしれません。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーの資格はお金の計算をする上で取っておくととても便利な資格です。
ローンを組んで返済をしていく事業計画を立てるときなどファイナンシャルプランナーの知識があるだけでかなり有利でしょう。
こちらの資格は不動産投資だけでなく投資全般の役に立つ資格だと思いますので
お金の知識を身につけたいと思っている方は是非勉強してみてください。
不動産を見極める力も必要ですが、細かく事業計画を立てていくためにお金の知識を持っておくことも大切なのがアパート経営です。
アパート経営をする時につまずきがちな確定申告などのお金の計算をしっかりとやっていきたいという人にオススメの資格ですね。
賃貸不動産経営管理士
宅建に比べると少しマイナーな資格にはなりますが、アパート経営をする時の契約書などを交わす際の知識が身につくのが賃貸不動産経営管理士の資格です。
アパート経営をしていく際非常に大きな金額の契約を交わす時もありますから、契約について不備がないかどうか、
自分が損をしてしまうような内容になっていないかどうかということをしっかりと見極めるためにもこういった勉強もしておくと良いかもしれません。
賃貸物件を探してみる
実際のアパートを探してみるというのも非常に勉強になると思います。
私も人生で何度も引っ越しを経験しており、アパートを実際に自分で借りるということもしていますが
その際にどのような条件でアパートを探していたか、ということが今アパート経営の知識となっています。
アパート経営は入居者があってこそ成り立つ投資ですから、実際の入居者がどのようなポイントを見てアパートを決めるに至るのかということを具体的に想像できた方がアパート経営はうまくいくでしょう。
実際にアパートを探すだけならお金もかかりませんし、いくつかの不動産を渡り歩いてみることによってどこの不動産が良いのかということも分かると思います。
内見の時にどんなポイントを見るのかということも見ておくことができますし、不動産業者に実際にもらう資料なども
自分がアパート経営を始めるかもしれないと思って目を通すとまた違ったところが目につくのではないかと思います。
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習うより慣れろ、が正しい
習うより慣れろというのは確かに正しいことだと思っていて、
結局アパート経営を始めてみるのが一番の勉強になるでしょう。
最初は小さめの規模から始めてみて、そこから少しずつ勉強していき、
そのアパートをだけでは物足りなくなってきたら売却して新しいアパートを買うなり、別のアパートを購入してみるなどしても良いのではないでしょうか。
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