不動産投資を始めてみたいけど、最初から大きなお金を使うのは不安…という人は多いと思います。
あるいは、属性があまり高くなくて、金融機関から融資を引くのが難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は不動産投資を小さく始める方法について、私の経験も踏まえて解説してみたいと思います。
ワンルームマンションから始めてみる：2000万円前後
不動産投資を小さく始める方法の一つに、都心部のワンルームマンションから始めてみる、というやり方が挙げられると思います。
これは「あまり不動産投資に労力・時間をかけられない」という人におすすめの投資法です。
というのも、都心部の不動産であればあまり労力をかけずに入居付けをすることができるからなんですね。
私もつい最近、東京都心部のメトロ駅徒歩1分の好立地の中古ワンルームマンションを購入しました。
この物件はなんと2000万円いかないくらいの金額で購入できたもので、
特に大きな修繕が必要な箇所もない物件でしたので、購入してから貸し出しまでの修繕でもたしか60万円〜70万円程度しかかかってないと思います。
購入金額と合計しても2000万円いかなかったんですよね。
これくらいの金額の投資ができそう、という方だったら、
都心部の中古ワンルームマンションはおすすめです。
もちろんワンルームなので、月々に入ってくる家賃も大した金額ではないのですが、
都心部なので良い場所であればワンルームでも10万円くらいに設定できます。
札幌なんかはかなりワンルームが供給過多になりすぎていて厳しいようなので、エリアは吟味する必要がありますが、
東京都心部であればあまり心配しなくても入居は決まるでしょうね。
例えばサラリーマンをやりながら、副業としての不動産投資、とかなのであれば、
なかなか時間も取りづらいと思いますし、こういったタイプの物件がおすすめです。
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地方の中古戸建てを購入する：数十万円〜
地方の中古戸建てであれば数十万円〜購入することができるものが多いです。
私も一番最初の購入した物件は北海道エリアの築古戸建てで、金額は150万円程度のものでした。
実はこれは学生の時に購入した物件です。
築古物件の場合は、都内のワンルームなどに比べると多少修繕が必要な箇所は多くなりますし、
地方なので現地に行かなくちゃいけない、という手間も発生します。
中には現地に行かないで物件を購入する人もいらっしゃいますが、現地でしっかり物件を見ること、物件の周辺を歩いてみることはかなり大切なことだと思っていますので、
そこはなるべくちゃんと足を運ぶことをおすすめします。
やはり周辺を歩いてみると物件への印象って変わりますしね。
私個人的には、自分自身が愛情を持って物件を所有できる、というのもあります。
築古の戸建てだと、入居してもらったあとにも大きな修繕が必要になるケースもありますが、
物件の規模があまり大きくなければ、そういった修繕費用も、とんでもない金額になってしまう、ということがありません。
10戸も20戸もあるようなアパートはやはり修繕規模が全然違いますからね。
戸建てだと規模が小さくて良いというのがあります。
これくらいの金額であれば融資を引かないでキャッシュで購入する、ということもできます。
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競売物件を購入する：数万円〜
ローンを返済することができなくなった、などの理由によって差し押さえられ、裁判所を通して販売されている物件が競売物件です。
曰く付きの物件、ということですね。
競売物件は通常の売り出し価格に比べるとものすごく安く売られていることが多いです。
もちろん大きな物件であればそれなりの値段になっていますが、数万円程度から購入できる築古の中古戸建てのようなものもあるんですね。
競売物件の場合は、引渡し後も元の所有者が出ていってくれない、といったトラブルがある場合もありますので、購入する物件の内容についてはしっかりと確認しておかなくてはいけません。
占有者が居座っている場合、オーナーの立場は弱く、強制的に出ていってもらう、と言うのはとても難しいです。
また現況渡しとなるので、お部屋の中がゴミだらけ、というような物件もあります。
そういった場合は、物件を安く購入することはできても、残地物の撤去費用やリフォームなどでかなり費用と労力がかかるかと思います。
逆に一から全部自分でやりたい、というオーナーさんは、こういった競売物件を購入して、自分でお掃除したりDIYしたりしている方もいらっしゃいますね。
中にはそういった過程をYouTubeで配信している方もいらっしゃいます。
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不動産を小さく始める方法をいくつかご紹介してみました。
やりようは色々あるので、自分がどれくらい時間と労力をかけられるか、というのと予算と合わせて考えてみると良いと思います。