不動産投資のキャリアがある程度あるオーナーの場合は、普段から懇意にしている不動産業者さんがいるもので、管理をお願いしているところが売買もやっているのであれば、担当者に「良い物件ないですか?」と聞いて話を進めていけば良いです。
普段からお世話になっているところで良い物件が見つけられれば、お世話になっている不動産業者の方の利益にもなりますので、今後の関係性を考えても良いですよね。
ですが、不動産を購入するのが初めての場合は、どこに問い合わせをすればいいのか、
そして、見ている物件が複数ある場合、記載されいている担当者が違うと、「あれ、複数の仲介業者さんに連絡しても良いのかな?」となると思います。
結論から言うと、複数の仲介業者さんに連絡をすることは悪いことではありませんし、
ほとんどの方がやっていることですので問題ありません。
ネット上に出ている物件はどの不動産仲介でも扱える
ネット上に掲載されている物件が、色々なポータルサイトで出てきたり、
不動産仲介業者の名前だけ違って複数出てくる、ということがよくあると思います。
基本的にネット上に掲載されている物件というのはどの不動産仲介でも扱えるものがほとんどです。
担当者のところに別の会社の人の名前が書いてあっても、今やり取りしている人に「この物件は見られますか?」と聞いてみたら大体見られるはず。
なので、「相性が良いな」と思った仲介の担当さんにお願いする形に落ち着くまでは、複数の不動産仲介業者を回ってみても良いでしょう。
仲介業者が2社になると、片手仲介と言って仲介業者がもらえる取り分は半分になってしまいますが、それはあくまで業者の取り分の話であって、物件を購入する人の支払う金額が変わるわけではないので、そこは気にせず進めて良いと思います。
どうしても不動産だと大きな買い物になるので不安に感じる方は多いでしょう。
そして大きな買い物だからこそ、営業さんの押しも強いものです笑
なので、いくつか回ってみて、相性の良さそうな方とやり取りを続けていく方がいいかもしれません。
相性の良さそうな方が見つかれば、その方に「こういう条件で物件を探しているんですが…」と伝えれば、他に該当しそうな物件を候補として教えてくれると思います。
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仲介業者によってお休みは異なる
不動産仲介は基本的には世間が休みをとっている時にお仕事をしている業種です。
物件探しはほとんどの方が自分のお仕事が休みの時にしますから、休日や祝日でも営業している仲介業者が多いんですね。
ちなみに「水に流れる」という意味合いからなのか、水曜日をお休みとしている不動産業者は多いです。
ただ、業者によってお休みはやはり違いますので、
業者へのこだわりよりも、とにかく早く話を進めたいという場合は、営業しているところ・連絡が取れるところ優先で進めることも多いかなと思います。
私が今回中古の区分マンションを探していた時は、
ちょうどゴールデンウィークに差し掛かるところだったのですが、「大手不動産会社はお休みなんですよ」というお話を聞きました。
その業者さんは割と小さめの規模の不動産仲介さんだったんですよね。
不動産業界はやはりお引っ越しの多い4月や9月が繁忙期ですから、5月のゴールデンウィークはお休みをとるところが多いのかもしれません。
結局私もゴールデンウィーク中に話を進めたい物件があったので、大手ではなく、その小さな規模の仲介業者さんと取引を進めました。
ローンの審査も複数出してOK
ある程度物件が絞れてくると、その物件でローンの事前審査を通してみましょう、というような流れになってくると思います。
これも、物件をいくつか迷っていると、物件によってローン審査が通る通らないの違いが出てきたりもするので、いくつかローン審査を通してみたい、となってくると思います。
ローン審査も複数出してみて大丈夫です。
事前審査も本審査も複数出して問題ないですし、審査が通った後でも条件が気に入らないとなればキャンセルもできます。
ただ、売買契約をした上で融資が通ったのにキャンセルとなると手付解除となり手付金を支払わなくてはいけないという事態になりますので、注意が必要です。
また、やたらめったら審査を通す、ということになると銀行側からも不審がられる可能性がありますし、実際に購入する気があまりないのではないか?と思われてしまうこともありますから、不動産仲介の方と相談しながら、慎重に進めるようにしましょう。
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