数年前に都内のメトロ駅近で中古の区分マンションを購入しました。
その頃はちょうどコロナの騒ぎがあった頃だったので、全体的に少し需要が落ち込んでいたのもあって、かなり割安で物件を購入することができたんですよね。
今はそのエリアはかなり値段が上がってきていますが、この時は1000万円台で購入することができました。
売主さんが売り急いでいたこともあって、指値交渉もできましたし、修繕もあまりお金をかけずにできた物件です。
普段はどちらかというと地方の中古アパートへ投資をしていることが多いので、ワンルームマンションはどうしても収益性が落ちますし、おすすめはしていないのですが、
せっかくワンルームマンション投資をやってみたので、やってよかったと思うポイントをまとめてみたいと思います。
修繕費がかからない
普段中古アパート一棟ものに投資をしていることが多いので、やれ屋根の上が吹っ飛んだ、階段がぼろぼろで塗り直さなきゃいけない、防滑シートが吹っ飛んだ、倉庫が劣化してきて使えない…など、色々なトラブルが起きて、その度に結構なお金が飛んでいくので笑
ワンルームマンション投資だとオーナーが修繕しなくてはいけないのは区分エリアのみですから、なんて修繕費がかからなくて楽なんだ!とは思いますよね。
色々列挙してみて気づきましたが、ここ最近だけでも色々な修繕がありましたね…
ただし、これは管理組合がきちんと機能していて、修繕積立金がちゃんとあるマンションの話です。
区分マンションだったら全部大丈夫、ということでは決してありませんので注意が必要ですね。
物件を購入する時に、ちゃんと修繕積立金があるか、修繕履歴にどんなものがあるか、これからも大丈夫そうか、ということは確認した方がいいと思います。
私が購入した区分マンションはエレベーターを交換したばかりでしたし、築年数こそ結構経っているものの、しばらくは大丈夫そうだなと思える物件でした。
ちなみにワンルームだと修繕費があまりかからないというポイントとして、「住んでいる人が一人」というのもあります。
たとえばお風呂一つとっても、ファミリータイプの場合は3人とか4人とかの家族が毎日お風呂に入るわけですが、ワンルームマンションの場合は1人なわけですから、劣化も少なくてすみますよね。
そういった意味でも、ワンルームマンションは楽だなと思います。
ちなみに購入した区分マンションは比較的すぐに入居が決まり、それから同じ方に住んでいただいていますが、特に今のところトラブルがありません。
中古アパートに比べたら戸数が全然違うというのもありますが、手間がかからなくて良いです。
関連記事:中古マンション購入時は長期修繕計画書を必ず見るべき!
安い金額で買える
不動産投資と聞くとしっかりローンを組んで巨額の投資金額がないと始められないというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、
中古のワンルームマンションであれば、大手企業にお勤めの方であれば退職金などで一括で購入する、ということもできなくないでしょう。
もちろんリスクが低いというわけではありませんが、色々な物件がある中では比較的やすく購入することができるという意味で、ワンルームマンション投資はいいのかな、と思いますね。
投資は投資期間がとても大事ですから、早くに始めた方がやはり強いです。
関連記事:不動産投資における”成功”とは?を考える
最悪短期貸しができる
どうにも入居が決まらないという場合は、家具家電付きとして1ヶ月単位で貸す、ということもできます。
これはワンルームならではのメリットなのではないでしょうか。
ファミリータイプの場合はそういった需要は見込めないですが、
首都圏のワンルームマンションの場合は短期でそのエリアに住みたいという人が一定数はいます。
たとえば会社のプロジェクトで短期的にそのエリアに済むことになった、みたいなことも多いでしょう。
エリア的にはIT起業も多いところなので、そういった需要も見込めそうだなと思いました。
まぁなかなかこういったことに踏み切ることはないかなとは思いますが、
最悪その手もあるな、というくらいです。
物件を選ぶ時に「ここなら必ず需要があるだろうな」という立地を最優先して選んでいますので、なかなかこの手段をとることはないと思うのですが…
どのようなワンルームマンションでも、区分になってくると一戸勝負になるので、
需要がちゃんとある、将来的にも見込める物件を選ぶことが大切ですね。
これはこの物件に限った話ですが、都内にある物件のため、自分もすぐに見に行くことができる、というのもメリットの一つです。
地方物件はどうしても飛行機に乗らないと見に行けないというのがネックです笑
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