アパート経営をする時に名刺を作るかどうかということは多くのオーナーが迷うことなのではないでしょうか。
もちろん個人事業主としてアパート経営をしていたり、すでに法人化をしているのであれば名刺を作るのは当たり前だと思いますが
サラリーマンのかたわら、副業的に不動産投資を始めた方なんかは名刺を作るかどうかということで悩むものだと思います。
副業的に不動産投資をやっているオーナーは不動産投資用の名刺を作った方が良いのでしょうか?
名刺は作った方がいいの?
名刺を作った方がいいのかということについてですが、
アパート経営をし始めた段階でまだ不動産業者や銀行、税理士関係の人としか繋がりがないのであれば焦って名刺を作る必要はないのではないかなと思います。
というのもアパート経営を始める段階において、サラリーマンでアパート経営を行う場合は
自分の属している会社の名刺を渡すのが一般的でしょう。
その方が対外的な信頼も得やすいと思います。
ですがアパート経営がそれなりに慣れてきた頃には、アパート経営用の名刺は作っておいた方がいいのかなと思います。
例えば同じようにアパート経営を行っているサラリーマンのオーナーと出会った時なども、会社の名刺を渡すのではなく不動産投資家としての名刺を渡すことによって
どれだけ真剣に不動産投資を行っているのかということをアピールすることができるでしょう。
情報を手に入れるためにも不動産投資家として横のつながりを意識しておくことも大切かと思います。
アパート経営を行う人たち向けのセミナーなどもありますしね。
そういった繋がりを作るかどうかは個人差もありますが。
また管理業者だけでなく、修繕などが入ってくると修繕関係の専門業者の方達とも交流をするようになるでしょう。
そういった場合はやはりサラリーマンとしての名刺ではなく、アパート経営のオーナーとしての名刺をお渡しした方が信頼も得やすいと思います。
しっかり本腰を入れて、真剣にアパート経営を行っているという姿勢を見せることが大切でしょう。
特に地方の不動産関係者はとてもコミュニティの力が強く、そこにうまく溶け込んで行けるかどうかということが大切になりますので
なるべく頻繁に連絡を取り合ったりすることも大切だと思います。
名刺に入れるといいもの
会社で作る飯とは違いアパート経営のための名刺ですので、名刺にも色々な工夫があっていいと思います。
大切なのは相手の印象に残るということですので、名刺も工夫して覚えてもらうための要素を入れていきましょう。
肩書きを入れてみる
肩書きを添えて名前を入れるというのは一番印象に残りやすいのかなと思います。
「○○アパート」というような真面目な肩書きでもいいと思います。
所有物件が一目でわかるのはわかりやすいですからね。
ただ物件を複数所有していたり、売却も将来的に考えているのであれば、名刺に物件名を入れてしまうと後で融通が利きにくくなってしまうかもしれません。
ブログをやっているのであれば「不動産ブロガー」というような肩書きもいいかもしれませんね。
相手に不快な気持ちを与えない程度に目立つような肩書きを自分で考えてみるといいと思います。
それを入れるだけで話のネタにもなるでしょう。
写真を入れる
相手に顔をと名前を覚えてもらうことが大切なので、そのために名刺に自分の顔写真を入れるというのが効果的です。
もしあまり自分の顔写真を入れたくないのであれば似顔絵なんかを入れるのもいいかもしれませんね。
今だと、インターネット上で似顔絵アイコンなどを簡単に発注することもできますのでそういったサービスを使ってみるのもいいかもしれません。
名刺を渡すのであれば、名前だけでなくできれば顔も覚えてもらいたいところです。
イラストやデザインを入れてみる
会社の名刺ではないので、少しカラフルにしても問題ありません。
変わった紙を使ってみたり、デザイン性のある名刺にしてみるとさらに印象に残りやすくなるでしょう。
アパート経営っぽく、お家のイラストを入れてみたりデザイン性のある名刺にしてみるのも面白いでしょう。
黒い紙を使っている名刺だとか、紙じゃなくてプラスチック製の名刺、といったものも私はもらったことがあります。
LINEの連絡先をつける
基本的に不動産業界はメールでのやり取りもしくは電話でのやり取りがメインにはなりますが、最近はLINEで連絡を取り合うことができる場合もあります。
メールよりも気楽に連絡をすることができるので、よりコミュニケーションを取っていくためにはLINEの連絡先を掲載しておくのもいいかもしれません。
LINEIDをつけてもいいですしQRコードをつけておくとさらに親切だと思います。
QRコードをつける
ブログやサイトなどをやっている場合はURLを記載するのではなくQRコードを掲載すると良いでしょう。
URLというのはなかなか手打ちで入れるのはめんどくさいものなので、せっかく文字数を取ってURLを入れてもなかなか見てもらえないものです。
自分のブログなどを書いていると話のネタにもなりますので
名刺を配った時に「ブログもやっていてQRコードをつけているのでぜひ見てください」と言ってみるといい話題になると思います。