地方の築古アパートを中心に、戸建てや区分マンションにも投資をしており、キャリアは10年以上になります。
今回は実際に所有している築古アパートでの出来事。
【物件スペック】
- 築約40年
- 木造
- 6戸
- 雪が降るエリア
- 中心駅から少し離れた程度で利便性がよく、土地としての需要も有(土地はほとんど売り出されない)
築40年以上の建物も所有物件では多くなってきているので、
いつも修繕の連絡に怯えているような感じです笑
強風で防滑シートが吹っ飛ぶ
先日の強風でアパートの防滑シートが飛んでしまいました!
と管理担当の方からご連絡が。
ボウカツシート…?
お恥ずかしながら、防滑シートという名前を聞いたのが初めてでした笑
まず調べてみる。
防滑性(ノンスリップ)シートとは
防滑性ビニル床シートは水に濡れた足で歩いても滑りにくいように、表面に大きく凹凸模様を付けたシート状床材です。
Restaより引用
浴室・プールサイドなどの他、マンションの外廊下や階段、バルコニーなど雨に濡れる場所に施工され、ノンスリップシート、防滑フロアとも呼ばれています。
なるほど…。
今回のアパートは雪の降る地域にあるアパートなので、防滑シートが剥がれたからといって別の安いシートなどに代替するのは無理そうですね。
ちなみに築40年くらいの建物なのですが、自分の知る限りでは防滑シートは1度も交換したことがありません。
ご連絡をいただいて、「あ、それって剥がれちゃうんだ…」という感じです笑
保険申請が出来るかは微妙
今回は強風でシートが飛んでしまったので、保険がもしかしたらおりるかもしれません。
ただこれは、修繕を行った上で申請をするので、実際におりるかおりないかは分かりません。
築40年の建物ではありますし、かなり経年劣化している部分はあると思います。
ただ申請をするだけならタダですしやった方がいいですよね笑
保険も難しいもので、おりないこともあれば一部おりることもあるし、なんならお見舞金という形で修繕費より少しオーバーしておりることもあります。
ここのあたりはどのように修繕内容や経緯を伝えるか、というのも大きく影響してくるように思います。
不動産の火災保険は年々値上がりしていて高いなぁと思いますが、やはりこういう修繕は度々発生するものなので、ちゃんと加入しておいた方がいいですよね。
関連記事:火災保険の使い方、今までの経験を踏まえて解説します
見積もりと交渉
今回防滑シートが剥がれたのは2階の渡り廊下の部分ですが、多分階段の部分も同じ防滑シートが貼ってあるので一緒に貼り替えになると思います。
管理の方にお願いして見積もりを送ってもらったところ、
33万円(税込)という見積もりが上がってきました。
既存の部分を剥がすのにも結構お金がかかるものなのですね。
これはもう少し値段交渉したいところですね…
いつもこの値段交渉というのはなかなか難しいですが、見積もりが上がってくる前に「大体これくらいの金額だといいな」というのがイメージとしてあって、
上がったきた見積もりに対して高いかな安いかな、ということを考えます。
イメージがしにくい場合は、一度素材の単価や事例などをネットでも調べます。
今回は20万円くらいかなというイメージでした。
最近修繕があちこちの物件で起きていて並行しているのですが笑
どうにも材料費高騰の影響があるのか、なかなか交渉が難しいですね。
担当の方から
SANGETSUのPX613Wを張る予定です。
というご連絡もいただきました。
型番で調べたところ画像があったのでお借りします。
防滑シートは雨漏り対策にも
築古の物件になってくるとコンクリートがひび割れたりして浸水してしまい、階下に雨漏りする、ということがよくあります。
防滑シートを貼っておくと、雨漏りを多少軽減できるようなので、築古物件にはいいかもしれないですね。
コンクリートのままよりも汚れも目立ちにくくなります。
また、防滑シートは砂埃などの汚れがつきにくい表面構造になっているそうです。
定期的に清掃ができれば、長期間共用廊下を綺麗に保つことができそうです。
また突然の出費で辛いですが、見た目もよくなりそうですし、金額もある程度交渉することができたので良かったです。
また施工完了したら画像を上げたいと思います。
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【追記】こちらの件は無事保険がおりることになりました!良かったです。