地方の築古アパートを中心に中古区分マンション、戸建てにも投資をしています。
投資歴は10年を超えました。
今回は長く所有していた築古戸建ての売却のお話です。
築年数はもう45年以上なのですが、こちらの中古戸建ての売却が約300万円くらいでまとまりそう、というお話です。
物件スペック
この物件は北海道エリアにある物件で、かなり昔に買った物件です。
築古戸建てなので、購入時もかなり安く購入することができました。
確か購入金額は200万円くらいだと思います。
どうしても北海道エリアなので、積雪も多く、一時は積もった雪が落下して外壁に穴が開いてしまった、なんてトラブルもあった家です。
北海道エリアにはいくつかの都市で物件を持っていて、もう何度も通っている土地ですので、割とエリア特有の文化や不動産投資の特徴についても理解しているつもりではありますが、
やはり私自身は東京に住んでいるというのもあり、自分が住んでいる場所とは違う場所での不動産投資には予想だにしないことも多々起きるものです。
最近だと雪国では結構当たり前にある「物置」にも悩まされました。
地方都市の場合は車を持っているのが当たり前で、さらに雪国だと雪用のタイヤなんかがあったりして、物置がついている家というのが結構普通なんだそうです。
でもこの物置が結構な値段したりして…まさかの出費が出たところでした。
そんなこんなで北海道エリアの物件もなかなか難しいところがあるのですが、無事売却が決まりそうでよかったです。
北海道の中では外国人観光客がなかなか多い都市にある物件で、確かに繁華街からは徒歩でも行ける距離ですし、悪くない立地ではあると思います。
それでもなかなかの築年数なので、売れるかなぁとは思っていましたが、今は不動産価格も上がっていますし、売れたらラッキーだな、という気持ちで売りに出していました。
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買主は外国人
なんと買主として手を挙げてくださったのは外国人の方です。
最近は外国人観光客が多い土地では、そのまま外国人が別荘として不動産を購入したり、日本の不動産に投資したりしていることが多いですが、
まさか自分の物件も外国人の方に買って頂けるとは思いませんでした。
その方は家族のために資産を残したいということらしく、他にもいくつか不動産を購入しているかな？という雰囲気でした。
築古の戸建てですが、約300万円で交渉が成立し、良かったなぁと思っています。
最近は別の戸建ても売却をしたところでした。
立て続けに戸建ての売却が続いています。
関連記事：【実録】築古戸建てを1万円で売却成功！
（金額は1万円で売却した戸建てですが、これは1万円でも大成功だった物件です）
売却金額の考え方について
今回の築古戸建ての売却金額の考え方ですが、
この地域だと坪単価は調べると5〜6万円くらいになります。
坪数で言うと60坪くらいなので、高めに見積もると土地値だけで360万円あることになります。
ただ、付近の事例が少ないというのと、このエリアは割と坂が多くて、坂の上の方になっていくとその分人気が落ちていき、地価も下がっていきます。
この物件は坂のほとんど上の方であることを加味すると、そこで少し減点。
さらに、駐車場に屋根がついているかどうか、ということもかなり重要なのですが、この物件には屋根がついていません。ここでもさらに少し減点。
これらを踏まえ、さらに建物は築45年以上ですから価値はゼロ、というので約300万円で値付けをしました。
妥当な値付けかなと思います。
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購入時よりも高く売れている不動産が多い
最近は立て続けに不動産の売却が決まっているのですが、ほとんどの物件が購入した時よりも高い金額で売れています。
これはリーマンショックあたりで物件をよく購入していたから、というのもあります。
この物件も所有してから16年ほど。
そして最近は少し不動産価格が上がっている印象がありますので、売り時なんじゃないかなぁと個人的に思っています。
こればかりは後になってみないとわからないので、いつ買っていつ売るのか、というのに正解はないんですけどね。
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収益性を考えるのであれば戸建てよりも集合住宅が良い
戸建ての売却が続きましたが、今後は戸建てを購入することはないかなと思っています。
投資の規模もそれなりに大きくなってくると、どうしても戸建ては効率が悪いな、と思ってしまうんですよね。
売買時には集合住宅でも戸建てでも同じ手間がかかるのに、戸数が違うだけで収益性が格段に違ってきます。
もちろん戸数が多ければ手間もかかりますが、それでもやはり戸建ての方が効率は悪いですよね。
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