売買知識

中古マンションの内見でこれはアカン!と思ったポイント

中古区分マンションを購入しようと思いまして、いくつか物件の内見に伺っているのですが、

内見をしてみて「あ!これはやめておこう…」と思ったものがいくつかありました。

どんなポイントを見て、購入をやめたのか、

その理由なども一緒に解説してみたいと思います。

ちなみに今回内見している物件は、築20年前後の単身者向けの区分マンションです。

都内の、かなり主要駅で駅徒歩5分以内で探しているので、条件はかなり良い物件です。

※写真は結局購入をしなかった物件のものになりますので、少しぼかして掲載させて頂いております。

敷地内の草が伸び放題

伸び放題の草木

敷地内の共用部が草木が伸び放題になっていて少し気になった物件がありました。

こういったところの草木が伸び放題になっていると、どうしても見栄えが悪いですし、しっかりと管理が行き届いていないんだな、という印象になってきてしまいますよね。

まだ築20年だから建物の外壁なども汚くなっていませんし、そこまで気にならないとは思うんですけど、

これが10年15年と所有すると築30年、35年とかになってくるわけですよね。

そうした時にこの草木ももっと伸びて来てしまうでしょうし、4月時点でこの草木だと、夏はもっと生い茂っているかもしれません。

どうしても死角も多くなりますので、ゴミを不法投棄されてしまったり、犯罪が起きやすくなる、という懸念点もあります。

関連記事:投資用マンションの管理組合ってどうしたらいいの?

駐輪場に草が生い茂った自転車が…

駐輪場の自転車にツタが生い茂っている

こちら先ほどと同じ物件なのですが、自転車にツタが絡まって生い茂ってしまっています。

写真だとわかりにくいですが、奥の自転車が3〜4台ほどこの状態になってしまっていました。

駐輪場に屋根が付いているという点では良いと思うのですが、

この駐輪場、特に扉があったりもしないですし、鍵もかかっていない場所にあるので、誰でも入って来てしまえるところにあるんですよね。

元入居者の方なのか、もしかすると、マンションには全く関係のない人が入って来て自転車を放置してしまった、という可能性もあります。

建物自体は綺麗でも、これだとちょっと管理が行き届いているとは言えないな、と言う感じですね。

これもまた印象も悪く、犯罪も起きやすくなってしまう部分があると思います。

関連記事:区分マンションとは?投資を始める時に知っておきたい基礎知識

放置された粗大ゴミたち

建物の脇に粗大ゴミのようなものが放置されていました。

粗大ゴミのシールは貼られているようだったのですが、建物の脇に置きっぱなしになっていて、雨風にさらされて風化してしまっている感じでした。

明らかにここ数日で捨てられた感じのものではないですよね。

シールは貼られていたので入居者が退去する時に捨てたものが、きちんと粗大ゴミとして回収されないままになってしまったのかな、とは思いますが、これは管理が行き届いていない証です。

これを賃貸として貸し出す、となれば当然クレームになるでしょうし、内見にきた入居検討者にも印象が悪く映ってしまいますよね。

そうすると入居が決まりにくくなる、ということも起こってくると思います。

私は不動産投資を実際に行なっている側ですので、こういったところを意識的に見るようにできますが、

一般のお客様は意図的には見ておらず、ただただ無意識に「なんとなく印象があんまり良くなかったな」となってしまうんですよね。

それを避けるためにも、やはりこういった放置されたゴミなどは無いマンションが良いです。

室外機が置いてあるところ

ちなみにこの粗大ゴミが放置されているところを奥に進んでいって室外機が置いてあったところも、カラーコーンが置いてあったり、雑多な感じでゴミのようなものが無造作に投げ入れてあって、印象がよくありませんでした。

こういったマンションはなるべく避けたいですね。

関連記事:ワンルームマンション投資は本当に儲からないのか

ゴミ捨て場の見栄えが悪い

マンションのゴミ置き場

ゴミ捨て場がきちんと整備されているか、ゴミの分別がされているか、というところもマンションの内見ではきちんと確認した方が良いポイントだと思います。

ここはゴミ捨て場が雑多な感じがして少し印象が悪かったですね。

ゴミ捨て場には治安が出ます。

あまりに汚かったり、見栄えが悪いところは少し注意、という感じでしょうか。

ここはまだ場所が決められている分良いですが、

回収されていないゴミなどが放置されているようなマンションはやめた方がいいかなと思います。

できれば24時間、ゴミの種類に限らず捨てることができるゴミステーションがあるのが理想ですね。

関連記事:アパート経営で意外と重要なゴミ置き場問題!

リフォームされているかどうかはさほど重要ではない

中古物件を見にいくと、リフォームをあまり行なっていなくて、

  • 「クロスが汚れている」
  • 「床が汚い」

みたいなこともよくあると思います。

ですが特にクロスや床などの表層クリーニングに関してはそこまでお金をかけなくても出来ますので、そんなに気にしなくて良いと思います。

むしろしっかりリフォームされているお部屋ほど、リフォーム代金と手間賃が売買価格に乗っていると思った方が良いでしょう。

水回りに関しては、リフォームするとお金がかかりやすいので、そこだけはきちんとチェックしておいた方が良いですね。

関連記事:中古物件のリフォームはここにお金がかかる!内見時に見るべきポイント

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