昔購入した温泉付のリゾートマンションを売りに出しており、何度か内見も入っているのですが、どうにも売却が決まりません。
先日売り出しをお願いしている不動産業者の担当の方とお話しをしていて、売れない原因などを話していたのですが、
特殊な物件なだけにそのお話しも結構面白かったので、まとめていきたいと思います。
特殊が過ぎる、リゾートマンション
リゾートマンションとは観光地やリゾートエリアに建てられたマンションのことを指し、居住用として使われることもありますが、別荘的な意味で購入されることも多い不動産です。
私はリゾートエリアに仕事用のマンションがあったらいいな、と思って購入したものでした.
もともとそこまで使っていなかったマンションだったので、中古で購入してから10年ほどは経っていますが、かなり綺麗なままだと思います。
不動産業者の方に見に来て頂いた時も
すごく状態が良くて綺麗ですね〜
と言って頂きました。
売却にあたって自分で少しDIYをしたりもしています。
詳しくは別の記事にまとめていますのでぜひ読んでみてください。
コロナのパンデミックもあり、都心から離れて生活したいと思っている人が増えたり、
以前の私と同じように、仕事をするのに別荘的なエリアでマンションを購入したいという人は増えているようです。
売却をするにあたって物件を掃除したりしに行っていますが、駅前も割と混んでいて人がいますし、需要が落ちているわけではなさそうなんですよね。
不動産業者の方にお話を聞いても、
この内容であれば売れるのではないかなと思いますね〜
と言って頂いているのです。
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温泉契約がネックになる
このマンションがあるのは温泉が有名なリゾートエリアです。
この物件も契約をすれば、それぞれのお部屋で温泉を楽しむことができるようになっています。
ただ私は、お部屋で温泉が出る必要はないかなと思って温泉の契約をしていないんですね。
これが結構売却するにあたってネックになる問題を複数生んでいるようです。
というのも、温泉の契約をするにはリゾートクラブの会員の契約をしなくてはいけなくて、そのクラブがこのマンションの1階の入り口のところにあるのですが、
契約をしていないのでその1階の出入り口を使うことができないのです。
途中階にも入り口があるのですが、その入り口から入るためには山を登らなくてはいけません笑
車があればそこまで苦ではないとは思うのですが、
入り口がわかりづらいというの、Googleマップ上では1階から入ることができるはずなのに、実際には途中階まで行かなくてはいけない、というのでネックになっています。
また、温泉の契約をする場合は新たにその部分の登記が必要になってきます。
お部屋で温泉に入りたい場合は、物件を購入後に温泉契約を新規でしていただいて、登記もしていただく必要があります。
ただ温泉はどうしても一般的な水道とは違って色々な成分が含まれるものになるので、お部屋で温泉を楽しむとしても浴槽や配管などが劣化しやすいだろうな、と思って契約をしていんませんでした。
温泉契約はしていないのですが、浴槽の劣化が気になるのでコーキングもしています。
さらに山の傾斜に沿って建てられているマンションのため、高さがそれなりにある規模の大きいマンションなのですが、エレベーターもなかなか来ません。
リゾートとして楽しむ方にとっては気にならないかと思うんですが、日々使うエレベーターと思うと、少し待ち時間が長いのかな、と思いますね。
私も連泊していると、「エレベーターがなかなか来ないなぁ」と思います。
ただそういう時間もまたのんびり過ごすためには必要だなとも思っているんですよね。
いかにいつもセカセカとしているか気付かされます笑
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気長に待ってみます
こちらの物件は特に売り急いでいるというわけではなく、(所有している他の物件が売れているのもあり…)そこまで焦ってはいません。
確かにネックになるものは色々あるのですが、「お部屋で温泉に入りたい」という気持ちが強い方であれば、物件を購入して温泉の契約をするかなと思いますので、
そういう方が現れるまで値段は下げず、気長に待とうかなと思っています笑
温泉にあまり興味がない、という方がわざわざ買うような物件でもない気がしますしね。
物件の内容としては良いものだと思っておりますので、流動性が低いから売れにくいという欠点はあっても、待ってみようかなという感じです。
また動きがあったらこちらでも紹介したいと思います。
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