売買知識

不動産売り出し価格の決め方は?業者さんと相談して決めました

先日、所有しているリゾートマンションの売却を決めました。

地方のリゾートエリアに所有している区分マンションで、もともと中古で購入したもので10年以上は保有していました。

リゾートマンション特有の管理維持費が高い、というのもありまして、

あまり使っていなかったのもあり、賃貸でも出していなかったので、思い切って売却してしまおうと思ったのです。

そうと決まれば、まずは不動産業者さんに査定に来てもらおう!と思い、

3社で相見積もりを取ることにしました。

実際にどのような感じで見積もりをお願いしたのか、というのは別の記事でまとめていますので、そちらもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

不動産売却時の私の業者の選び方!3社に査定に来ていただきました 今回、区分で所有している物件を売却することにしました。 10年以上所有していたリゾートマンションなのですが、そろそろ売却しようと...

実際に来て下った不動産業者の方は3社さんとも地元の不動産業者さんでしたので、

このリゾートマンションに関してもお詳しかったんですよね。

(このエリアでは割と有名なリゾートマンションだった、というのもありますが)

無事3社のうちの1社さんと専任媒介の契約も交わしまして、

今物件がポータルサイトでも掲載されているところなのですが、

物件の売り出し価格はこの時見積もりに来てくださった不動産業者さんと相談しながら決めた感じです。

この売り出し価格の決め方について、今回はご紹介してみたいと思います。

相場はネットで調べればすぐに分かった

こちらのリゾートマンションは規模がとても大きいマンションではありますので、戸数もかなりあるんですよね。

なんと同じ時期に売り出しをしているお部屋が他に18戸ほどあったそうです。

規模が大きいマンションは他のお部屋が売りに出されていることも多いですので、

だいたいネットで調べれば売り出し価格の相場というものはわかるものです。

今回も事前に調べてはいて、だいたい2000万円〜2500万円程度かな、という印象でした。

不動産業者さん3社に見積もりに来て頂いたわけですが、

みなさん「ネットで見れば相場はお分かりになりますもんね」とおっしゃっていて、

具体的に査定額を出してくれるというよりは、それくらいの価格帯で、あとはオーナーさんの判断で良いと思います、という感じでした笑

査定と言っても、こういう規模の大きいマンションの場合は具体的に数字を出す、という感じではないんだなぁと感じました。

関連記事:【実録】温泉付きマンションを所有してみて感じたデメリット

業者さんが売り出されている価格の資料も見せてくれた

3社見積もりに来てくださった業者さんのうちの1社さんが、

今他のお部屋がいくらで売り出されているのか、という一覧表を作ってきてくださいました。

まだ査定の段階でも、こういう資料を持ってきてくださるのは親切ですよね!

その資料を見てみると、一番低くて1000万円台後半

高いものだと3000万円前半というのもありました。

同じマンションで、間取りもだいたい全部同じなのですが、それでも開きは結構ありますよね。

ただだいたい中央値はやはり2000万円〜2500万円くらいだなぁ、という印象です。

関連記事:不動売却時にかかる費用には何がある?

リゾートエリアは相場が崩れやすいらしい

これは地元不動産の方がおっしゃっていたことですが、

リゾートエリア(特にこの物件があるエリアに関して)は相場が急に崩れる、ということがよくあるそうです。

どうしてもリゾートエリアというのは、そのエリアがどれほど活況か、ということに大きく左右されてしまいますので、

いつ値崩れが起こるかわからないらしいんですよね。

あまり高く設定しすぎて売れ残ってしまうよりは、最初から少し安めに設定した方が、早く売り切れるのではないか、というご提案もいただきました。

目安としてはやはり売り出しをし始めてから3ヶ月以内で決める、というのが良いそうです。

私も中古の新着物件を毎日のようにチェックしていますが、

確かに売れ残っている物件というのは目につくもので、「あ、これまだ売れ残ってる」と思ったり「あ、また値段を下げたな」と思うものなんですよね。

そういった売れ残り物件としての印象がついてしまう前に、売り抜けたい、という感じです。

関連記事:不動産売却のために簡単にDIYリフォームしてみた!その内容を紹介します

買取も一応提案はされた

ちなみに買取については3社さんとも一応提案をしていただきました。

買取というのは買主を探すのではなく、不動産業者さんに買い取ってもらう、という方法です。

リスクもありませんし、すぐに現金化できるというメリットはあるのですが、

だいたい不動産買取というのは相場の7割程度の値段になってしまうそうなんですよね。

まぁ不動産業者もそれをまた売却して利益を得るわけですから、ちゃんと利益が出る価格でしか買い取らないというわけですね笑

特に現金化を急いでいるというわけでもありませんので、買取に関しては考えてはいない、という旨をお伝えしました。

関連記事:不動産買取のデメリットとは?相場価格の7割くらいになっちゃいます

強気の価格設定にした理由

今回は結局2000万円台半ばくらいで少し強気の価格にしてみました。

というのも、かなりお部屋の状態が良く、見積もりに来てくださった3社さんとも「綺麗に使われてますね〜!これならすぐ売れる気がします」とおっしゃってくださったからです。

いくらリフォームすればある程度お部屋は綺麗になると言っても、

リフォーム前のものを見極めるのはなかなか難しいもの。

なので、多少高くてもすでにリフォームされていて綺麗なお部屋の方が、「買いたい」という気持ちになるんじゃないかな、と私は思っています。

とはいえ、先述したようなずっと売れ残り…というような状態にはなりたくないので、

これからの問い合わせや内見の件数など見ながら価格は調整していかなくてはいけなくなるかな、とも思っています。

進捗はまた、こちらのメディアでご報告できたらと思っています。がんばります!

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