これから不動産投資を検討している、という方へ、
実際に不動産投資をやっている身として、そのメリットデメリットというか、こういう良さがあって、こういうところは注意が必要です、ということをまとめてみました。
不動産投資の勉強もこれから始める、というような初心者の方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
不動産投資のメリット
まずは実際に不動産投資をやってみて感じるメリットについて話してみましょう。
ストック収入である
投資は多くのものがそうですが、不動産を所有して賃貸経営をしていれば、毎月収入を得ることができます。
自分の時間を使って働いて、その対価として収入を得る形のビジネスモデルとは違い、必要な時に必要な作業をしておけば、あとは不動産が勝手に稼いでくれる仕組み。
ただこれは、不労所得とたびたび言われるものの、決して不労所得ではないと私は思っています。
不労所得は自分が働かなくても収入を得られるものに対して使われる言葉ですが、不動産投資はやることは多いですし、意欲的に情報収集をしていかないと投資ですので当然失敗もします。
不動産そのものに興味を持って勉強ができる人じゃないと難しいかなと思います。
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暴落するということがあまりない
住宅というのは人が生きていく上で必ず必要になるものです。
あってもなくてもいい、というものではなく、生きていくために必要なものなので、将来的になくなる可能性があまりない、というのが良いポイントでしょう。
また、建物部分に関しては経年劣化で価値は年々下がっていくものですが、土地の部分に関しては価値がゼロになる、ということはありません。
もちろん山奥の方の買い手も見つからないような土地は難しいですが、それでも、土地として所有しているのであれば価値はゼロにはならないです。
そう考えると、他の投資手段に比べると、大暴落する、というようなこともあまりありませんし、不動産はかなり変動リスクは低いかなと思います。
長期的な投資、投資価格も規模が大きい、というのは前提になりますけどね。
街・家の見方が変わる
投資家にとっても、家というのは生きていく上で必ず必要なものですよね。
誰だって生きていくために家には住みますから、その家について知識が増えれば、自分にも必ずプラスになります。
例えば私は不動産のことを全く知らなかった時は、アクセントクロスのように、色のついたクロスを使ったリフォームはお金が結構かかるものだと思っていたんですよね。
でも色がついた可愛いクロスも、実は一般的によく使われている白いアクセントクロスと値段は変わりません。
これは不動産投資をするようになってから知ったことで、「じゃぁ自分の家ももっとかわいくリフォームしよう」となるわけですよね。
もちろん構造や機能性、設備についても知識がついてきますから、より自分の家を快適に、より良いものにするともできるようになります。
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不動産投資のデメリット
デメリットというとあれですが、不動産投資をするにはここは注意です、というポイントを紹介していきます、
コミュニケーション能力は必須
不動産投資をする際は、管理会社の方や仲介業者の方とのコミュニケーションは必須です。
ここを怠ってしまうと不動産投資は失敗する、と言っても過言ではないと思っています。
特に自分が住んでいる近くの地域で投資をするのではなく、管理会社に管理をお任せして不動産投資をするような場合は必ず不動産会社となるべく密にコミュニケーションを取る必要があります。
自分が管理できない部分をカバーしてくれるのが管理会社や仲介業者。
情報を収集するにもやっぱり不動産業者の方とお話しするのが一番です。入居検討者など、お客様と直接接しているのも不動産業者の方ですからね。
あまり人とコミュニケーションをとるのが得意ではないという人は、もしかしたら不動産よりも株の方が向いているかもしれません。
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フットワークの軽さが求められる
「今こういう物件があるんですけど…」というお話しを仲介の方から直接いただくことがあります。
もちろん公式に外に出る前の情報。
これは普段からお付き合いがあるから特別に教えてもらえる情報ですが、そういう時にすぐに物件を見に行ってすぐに買うかどうかの判断ができるか。これが結構大事です。
私の場合は地方にも物件があるので、すぐに物件を見にいく、というのはつまり飛行機や新幹線で現地に行く、ということになります。
これができないと難しい、というのが結構ネックですね。サラリーマンをやりながらだときつい部分ではあると思います。
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ということで不動産投資のメリットデメリットを紹介してみました。
自分に合っているかどうか考える際にぜひ参考にしてみてください。