不動産投資をするためにこれから不動産を購入したい!と考えている方へ。
初心者の方がまず最初に決めた方が良い項目とともに、物件選びのノウハウを解説していきます。
不動産規模:戸建て?区分?一棟もの?
まずは最初に、どれくらいの規模の不動産に投資をするか、ということを考えていきます。
これを考えるにあたって考えなくてはいけないのが「予算はどれくらいか」ということですよね。
例えば地方の築古戸建てなら数十万円程度から購入できるような物件も多いです。
区分マンションであれば、マンションを一室から購入できるので、こちらも割と投資を始めやすいと思います。
戸建て、区分に関しては規模が小さいので初めての場合は良いと思います。
ですが、もし将来的に「不動産投資でFIREしたい!」的な野望があるのであれば、4〜6戸くらいのアパートを一棟買いするところから始めてしまっても良いかもしれません。
手間は増えますし、それなりに時間を割かないといけないですが、やはり戸数が多ければ収益性は高いです。
自分がどれくらいの時間を割けるのか、労力的にどれくらい費やせるのか、ということも考えて規模を選んだ方がいいですね。
一棟ものになってくると、やはり入居者クレームが出たり、修繕をしなくてはいけないところが細々と出たりで、対応は多くなります。
エリア
次にどのエリアに投資をするか、ということですが、
初めて投資を行うのであれば、自分が住んだことがあるエリアや、通勤通学で通った経験のあるところが良いでしょう。
というのも、土地勘がある程度ないと、そのエリアに住む人が住居に何を求めるのか、ということがわかりません。
なので、ある程度理解のあるエリアの方が、物件も選びやすいです。
自分が住んでいれば「あのあたりは大きなスーパーがあるから便利」だとか「あそこら辺はちょっといかがわしい店が多くてあまり歩きたくない」みたいなことがわかりますよね。
実際に現地に行って、周りに嫌悪施設などがないか、といったことも見てみた方が良いです。
新築か中古か
新築の方が入居付けはもちろんしやすいです。家賃設定も高めにしやすい。
ただ、新築のプレミア期間が終われば、家賃を下げないと入居付けがしづらくなります。
リフォームをしたり、色々考えながら投資をしていきたいのであれば中古の方が楽しいかなと思いますね。
金融機関での融資
不動産を購入する場合は、多くの方が金融機関で融資を受けると思います。
もちろん現金で購入する方もいらっしゃると思いますが、融資を受けられた方がレバレッジがかけられますので、
収益性という意味で言えば、融資を受けた方が良いでしょう。
銀行で融資を受ける際、どんなところが見られるのか、ということを紹介しています。
また、金融機関にも色々なところがありますので、複数の金融機関に相談に行ってみるのがおすすめです。
それぞれの金融機関で金利も違いますし、融資期間などの条件も変わってきます。
現地に物件を見に行く
ネット上の情報だけで物件を購入する人がいますが、私はこれはおすすめしません。
実際に現地に不動産を見に行くと色々なことがわかります。
中古の物件を購入する際は、「どこにどれくらいのリフォーム費用がかかるか」ということを見ています。
これを含めて利回りを計算し直さなくてはいけないですからね。
実際に私が購入した中古区分のリフォーム費用も記事で紹介しています。
収益物件を見に行くときに持って行った方が良いものもまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産投資詐欺に注意
不動産投資、しっかりと知識を身につけて投資をすれば問題ないのですが、
「楽して儲けよう」「不労所得が欲しい」みたいな気持ちで始めると、投資詐欺にひっかかることがあります。
不動産投資にどんな詐欺の手口があるのか、ということを知っておくだけでも「あれ?これはどこかで聞いたことがある話かも?」と思って回避できるかもしれません。
不動産業者も全ての業者が誠実にお仕事をしてくれる、というわけではありませんので注意が必要です。
不動産投資は決して不労所得ではありません。
サラリーマンのように決まった時間に決まった場所で働かなくてはいけないわけではありませんが、それでも色々な対応があり、オーナーの仕事はたくさんあります。
しっかりとした知識を身につけることも大切ですので、楽しんで不動産のことを勉強できるか、というところも大切ですね。
もっと不動産投資について学びたい、という方はおすすめの書籍もまとめていますので参考にしてみてください。