不動産投資をするときに投資物件を探していて線路沿いにある物件を検討することもあると思います。
特に駅近の物件で探していたりすると線路が真横にあるというような物件もありますよね。
駅が近いのはいいけれど、入居がきちんと見込めるのかどうかなど不安に思うところも多いと思います。
今回は線路近くにある物件を購入する時に どのようなポイントを見ればよいのかということについて今回は解説していきたいと思います。
線路を通る電車の音や振動で居住環境が悪くなる
どうしても線路の近くにある物件というのは騒音や振動が気になるものです。
そういった面において、入居率が悪かったり、入居が決まってもすぐに退去してしまうというような現象は起きやすくなるでしょう。
物件を検討する時は、きちんとお部屋の中に入ってそこで自分が生活するとしたらどう思うかということを考えてみてください。
線路側に窓や扉がある場合は、そこを開閉した時に電車が通ることを想定してみて不快に思わないかどうか、ということを考えてみます。
例えばベランダ側に線路がある場合は、そこに洗濯物を干してしまえば電車に乗っている人から洗濯物が丸見えという状態になります。
女性の場合はこういったところを気にする方もいらっしゃるでしょう。
窓を開けてみて電車が通る時の音がどれくらい聞こえるかということも体感してみた方が良いです。
どれくらい音が大きいのか、耐えられる程度のものなのか。
もちろん気になる音というのは人によって違いますし、何を優先して物件を決めるかというのもそれぞれなので一概には言えませんが、自分が住むとしたら嫌だと思うくらいの騒音が聞こえるようだとなかなか難しいかもしれません。
私も線路脇の物件に住んだことがあるのですが一番気になったのは夜の振動でした。
寝ている間に振動が伝わってくると地震が来る夢を見たり、怖い夢を見たりすることが多かったんですよね笑
窓を開けたらすぐそこが線路という部屋の一番線路に近いあたりにベッドを置いていたのも悪かったのですが、窓が近かったのでベッドを置くと夜風が入ってきて気持ちが良かったのです。
その路線が何時くらいまで終電があるかということも調べてみると良いかもしれません。
私が住んでいた物件近くの線路の路線は夜中の1時頃まで終電があった路線だったので、寝る時は必ず振動を感じているような状態でした。
あまり家に長くいないタイプの入居者さんだったら良いと思いますが、休日は家でゆっくり過ごしたいという人や、ファミリー層だったりすると嫌厭されるかもしれません。
内見に行ってお部屋に入った時にお部屋の中で座ってみて目を閉じて振動を感じてみるなどすると、振動を感じやすくなると思います。
線路が近いと割と身体の揺れを感じるレベルでお部屋が揺れることも多いです。
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線路近くは鉄粉が舞う
線路の近くというのは線路を電車が走ることによって鉄粉が舞っていることがあります。
駅の近くの場合は速度が落ちているのでそこまで気にならないということもあるのですが、場所によってはこの鉄粉によって外階段や外壁の部分に錆が生じてしまったり汚れが目立ちやすくなったりすることがあります。
物件の周りを一周してみて線路側だけ汚れているというようなことがある場合は、そちらの面だけ経年劣化が早くなるということです。
定期的なメンテナンスが必要になりますのでそういったところも加味した上で購入を検討したいところです。
やはり外壁部分などは一番お金がかかる部分でもありますからね。
振動によって経年劣化しやすい部分はある
電車が通るたびに振動がありますのでどうしても経年劣化が早くなるという部分はあります。
内見をする時はお部屋の中のたてつけ部分を主に見てみると良いでしょう。
扉の開け閉めがしずらかったり、開け閉めをする時にギギィという音がするような場合は建物が傾いている可能性があります。
室内も歩いてみて傾きがないかどうかということを感じてみるようにしましょう。
どんな物件でも多少は傾きがあったりするものですので、大きく傾いていなければ大丈夫だとは思いますが、例えば外壁にクラックが入っていたり、一箇所だけ負荷がかかりすぎていて傾きを感じる、というようなことがある場合は慎重になったほうが良いと思います。
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レントロールをチェックしよう
一番心配なのは線路が近くにあっても入居者がきちんと入るかどうかということだと思いますので、本当に欲しい物件なのであればレントロールを確認させてもらいましょう。
単身者向けの物件ではないのに出入りが激しかったり、1年以内に引っ越している人が多い場合はもしかしたら線路が近くにあることによって引っ越しを決めてしまったのかもしれません。
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