売買知識

トイレ交換の修繕費で20万円ちょっとかかりました…

先日所有しているアパートのトイレ交換の修繕がありその見積もりが来ていたのですが20万円ちょっとくらいの金額でした。

水回りの修繕費って高いですよね。

 

しかも寒冷地なので、水回りは特にトラブルが多く、複数の収益物件を所有していると常にどこかが調子が悪いような状態になってしまっています。

見積もりの内容と照らし合わせつつトイレの交換費用について少し解説してみたいと思います。

 

今回のトイレ修繕の内容

 

今回は築年数がかなり古いアパートで入居者もかなり長く住んでくれている入居者だったので色々な設備の不具合が出てきてしまうのは仕方がない部分だと思っています。

しかも寒冷地にある物件の場合は水回りのトラブルは毎年のようにあるものですからね。

 

外気温が氷点下を下回る気温になってしまうこともある寒冷地の場合はトイレでも水抜きをしないとトイレの水が流れないということが起こってしまいます。

ただこのお部屋の場合は水抜きなどもしっかりしているのになぜかトイレの水が流れないという不具合がずっと続いていたそうです。

トイレをすますたびに別のところから水を汲んできてトイレを流すという作業を入居者はしてくれていたそうで、いよいよそれを修繕しようということになりました。

 

トイレそのものを交換しないといけないような大規模な工事になってしまい、見積もりが20万円ちょっとになったわけです。

 

トイレの交換にかかる修繕費について詳しく見ていきましょう。

 

トイレ交換の修繕費の大まかな内訳と料金相場

 

トイレの交換をする時修繕費の大まかな内訳は以下のようになります

  • 新しいトイレの本体代
  • 工事費用
  • 旧トイレの処分費用
  • 内装や部品など

トイレの本体代

 

トイレそのものを新しく交換する場合はトイレ本体の費用がかかってきます。

トイレの機能やタンクがあるかどうかによってトイレの本体代は変わってきますが、シンプルなトイレの場合は5万円程度で購入することができます。

 

温水洗浄便座の場合は10万円前後でタンクレス型や機能性の高いトイレの場合は15万円以上かかってくる場合もあります。

今回は普段お世話になっている管理会社さんと同じ会社で工事も手配してもらうことができるので本体代は4万円代でした。

工事費用

 

トイレの工事費用は内容にもよりますが2万円から20万円程度が相場となっています。

これもどのようなトイレを取り付けるか、どのような工事が必要なのかによって幅が出てくると思っておいた方が良いでしょう。

今回は工事費用自体は2.5万円くらいでした。

旧トイレの処分費用

 

既に取り付けてあった旧トイレの処分費用が約3000円から8000円ほどかかってくるのが相場です。

今回はトイレを交換するにあたって、周りのものも一緒に取り替える必要があり床材や天井、クロスなども交換することになってしまったので、これらの処分費用も含めて3万円近くになってしまっていました。

ここに養生費が5000円さらにかかっています。

内装など

 

クロスの張り替えが新しく床をきれいにするのにさらにお金がかかっています。

トイレの取り付けに必要になってくる部品やオシュレットなども別途料金がかかっていたので最終的に合計すると20万円ちょっとになるという見積もりになっていました。

その他の交換メニューの場合

 

ちなみに和式から洋式トイレを交換する場合の費用の相場は25万円から40万円程度。

交換の場合は普通が便座費用が2万円で工事費用が1万円程度です。

自分でDIYして付け替える方もいます。

 

機能が多い便座だと便座だけで10万円以上するものもありますが収益物件の場合はそれほど多機能な便座をつけることはあまりないでしょう。

関連記事:賃貸物件でトイレのつまり!直すための費用は誰が負担する?

 

トイレの種類と相場

 

トイレの種類によってかなり金額が変わるということを解説しましたが、トイレにはどのような種類があるのか簡単に解説したいと思います。

トイレの種類は

  • 組み合わせ型
  • タンク一体型
  • タンクレス型

の3種類です。

組み合わせ型

 

組み合わせ方はタンクと便器が別々になっているタイプで、どちらかが壊れても別々に修理ができるメンテナンスのしやすいトイレになります。

また手洗い場を取り付けるかどうかということも自由にカスタマイズすることができます。

ただし形が複雑なため掃除の手間が少しかかります。

タンク一体型

 

タンク一体型はタンクと便器がくっついた形になっており掃除がしやすいトイレです。

ただこちらの場合はどちらかが壊れた場合は分解して修繕しなくてはいけないので修繕費用が高くつく場合があります。

タンクレス型

 

タンクレス型はタンクがついていないトイレで水道から直接水を引くタイプのトイレです。

見た目が洗練されていて新しい雰囲気のあるトイレですが手洗い器が付けられていないので手洗い場を別に設ける必要があります。

タンクレス型の場合はかなり本体代が高くなります。

賃貸物件の場合は組み合わせ方のトイレを設置することが多いでしょう。

関連記事:中古マンションを購入して投資!リフォーム費用を大公開

 

結局のところ、金額については交渉したのですが、それにしても水周りはお金がたくさんかかって大変だなぁという印象です。

寒冷地はとくにその傾向が強いですね。

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