賃貸トラブル

賃貸物件の畳の張替えはいくらかかる?誰が負担する?

賃貸物件でよくトラブルになりやすいのが畳の張替えです。

借主に過失がなく、普通に生活をしていたとしても畳は消耗品なので、ささくれてきてしまったり、くたびれたりするものですよね。

 

畳を張替える時は、借主と貸主(大家さん)、どちらの負担になるのでしょうか?

 

畳の張替えについて、知っておくと良い知識についてまとめておきたいと思います。

 

畳のよみがえらせ方と料金相場

 

まずは、畳の張替えと言っても、やりようがいろいろある、ということを知っておくと良いと思います。

 

畳は

  • 畳床(たたみどこ)
  • 畳表(たたみおもて)
  • 畳縁(たたみべり)

という三つの部位からできています。

畳床は畳の中身の部分で、その上にゴザである畳表が張ってあるんですね。

 

さらに畳の縁の柄が付いている部分が畳縁です。

 

そして畳を蘇らせるためには3つの方法があります。

 

  • 裏返し
  • 表替え
  • 畳替え(新畳)

です。

 

それぞれの方法と、だいたいの張替え目安、相場について説明します。

 

裏返し

 

裏返し、というのは畳表をそのまま裏返しに張って畳を蘇らせる方法です。

 

ネットでこの情報を見て、畳をそのまま自分で裏返す人がいますが、畳表のみをはがして裏返して使うのが裏返しなので

業者に頼まないとできない方法です。

 

縁は基本的に新しく付け直します。

 

ただこの方法は、畳表があまり傷んでいないけれど、日焼けをしてしまった、などといった時に使える方法で

あまりこの方法が取られることはありません。

 

畳を購入してから約3〜4年ほどを目安に取られる方法です。比較的購入してからすぐですよね。

 

とはいえ1枚あたり約4000円ほどでできるので、一番安く済む方法、と言えるでしょう。

 

表替え

 

これは一番利用されている方法と言えるでしょう。

 

畳表、つまりゴザの部分を新品に張り替える方法です。

畳を購入してから約6年程度が目安で、畳にもいろいろなグレードがありますが、賃貸物件の場合は安い畳のことが多いでしょうから

1枚あたり4500円〜5500円ほどが表替えの相場だと考えておけば良いと思います。ライズマネジメントで修繕を業者さんにお願いする場合でも、この幅でお願いすることが多いです。

繁忙期になると上昇傾向にあります。

 

畳替え(新畳)

 

畳替えは畳そのものを交換することを言います。

購入から10年〜15年程度が目安だと言えるでしょう。

 

畳表が波打っていたり、畳と畳の間に隙間ができるようになっていると、畳床そのものが傷んでいるサインになるので

この畳替えがおすすめです。

 

ただ畳そのものを新しいものに替えるとなると費用がぐんと上がって、

1枚あたり1万2000円以上が相場になります。

 

さらに畳を新品に取り替える、となった場合は、不要になった畳を廃棄するための料金が別途かかることもあります。

関連記事:不動産を売却したいけど担保物件、という場合はどうしたらいい?

 

畳の張替えは誰が負担する?

 

畳の張替えの費用ですが、賃貸契約書に「借主が負担するもの」という記載があれば、借主が負担しなくてはいけません。

生活消耗品として畳が入っていれば、それも借主の負担になります。

 

消耗品というのは電球などですね。

生活をしていてどうしても消耗してしまう部分に関しては借主負担、ということになります。

 

畳がある部屋を貸す場合も借りる場合も、きちんと賃貸契約書を把握しておくようにしましょう。

それがトラブルを避けるために一番大切なことです。

 

ただ賃貸契約書に「借主が負担するもの」という記載がなければ、貸主が負担してくれる場合もあります。

 

とはいえ、それは「普通に」生活をしていた時の話です。

たとえばタバコで畳を焦がしてしまった、だとか、飲み物をこぼしてしまって畳が汚れてしまった、といった借主に過失がある場合は

畳の交換費用は借主が負担しなくてはいけません。畳に限った話ではなく、クロスでも同様のことが言えるのですが、タバコ等で汚れているケースは多いのです。

 

賃貸物件を借りていて、畳を汚してしまったり、畳を新しいものに変えたい、と思ったらまずは賃貸契約書を改めて確認してみると良いでしょう。

契約書をみるだけでは分からない場合は、管理会社か大家さんに連絡してみてください。

 

畳の部屋がある物件に関しては賃貸契約を結ぶ時にしっかり説明があるはずですが

それをよく聞いていなくて、「借主が負担しなきゃいけないなんて聞いてない!」とクレームになるケースがとても多いです。

 

物件を貸す時は畳の扱いについてきちんと説明すること。

さらに物件を借りる時に畳の部屋がある場合もその扱いをきちんと確認しておくようにしましょう。

関連記事:競売物件のトラブルとしてありがちな占有者の居座りと対処法とは

 

畳を綺麗に使い続けるコツ

 

畳は張替えをするにしても1枚あたりでお金がかかってきてしまうので、

何枚も張替えをする場合は結構な出費になってしまうことが多いです。

 

なるべくなら張替えはしたくないものですよね。

そのために畳を綺麗に使い続けるコツを書いていきます。

 

拭き掃除は乾拭きがおすすめ

 

畳は湿気にとても弱いです。

拭き掃除をする時はなるべく乾拭きでやるようにし、濡れ雑巾で拭き掃除をする時はしっかりと雑巾を絞りましょう。

 

水分が染み込んでしまうと、畳にカビが生えることもあります。

畳のある部屋で加湿器を使いすぎるのも畳が傷む原因になります。

 

掃除機は畳の目に沿って

 

畳の掃除機をかけるのは畳を傷めないためにもとても良いのですが、

掃除機をかける時は必ず畳の目に沿ってかけるようにしましょう。

 

畳の目に沿わせず、いろいろな方向で掃除機をかけてしまうと、畳がけばだつ原因になります。

 

ダニ対策

 

ダニは

  • フケ
  • 髪の毛
  • ホコリ
  • 食べかす

などを餌にしており、特に日本では梅雨の時期に畳に発生しがちです。

 

こまめに掃除機をかけ、さらに畳のある部屋では食べ物を食べないようにするなどすると良いでしょう。

 

いずれにせよ、畳のある部屋の場合は契約をする時にしっかりと契約書を確認しておくとトラブル防止になります。

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