不動産管理

【所有物件】アパートの原状回復費用を大公開します!

繁忙期前となるシーズンはいつも所有している物件めぐりをするようにしています。

メインは地方の築古中古アパートに投資をしているのですが、自分自身は東京に住んでいるため、毎年1月〜2月あたりになると飛行機祭りのようになります笑

絶対に現地に行かなくてはいけないというようなルールがある訳ではもちろんありませんので、それぞれのオーナーさんの投資スタイルによるとは思うのですが、

管理会社の方はやはり直接お会いした方が温度感が分かりますし、その方が信頼関係も築けて、結果的に投資結果にも良い影響を与えてくれているように思うのです。

さて、今回もいくつかの地方都市を回って管理会社の方にご挨拶をし、

さらに管理して頂いている物件を見に行ってきたのですが、

その中の一つのアパートで、退去後に少し次の入居が決まるまで時間が空いてしまったお部屋がありました。

退去後は通常クロスの張り替え程度で原状回復は済ませていたのですが、

改めて物件を見に行ってみて、「ここは修繕した方がいいな」と思った箇所がいくつかあったので、管理会社の方にお願いしました。

つい先日、修繕終了のご報告を本当に細かくして頂き、とても嬉しかったので、原状回復費用を公開しつつ、修繕内容をご紹介してみたいと思います。

かかった金額は14.3万円

この後ご紹介しますが、色々細かく修繕していただいたのにかなり金額を抑えていただいているかと思います。

よく原状回復の修繕で50万円ほどかけていらっしゃる方がいるのですが、

個人的には「最低限の修繕で次の入居者に入っていただく」というのが大切だと思っています。

こだわろうと思えばいくらでもこだわれてしまうのが難しいところではありますが、

基本はクロスの張り替え程度しかしません。

前入居者が長い場合はもう少しかかる場合もありますが、なるべく原状回復を抑えるのは収益を上げる上でとても大切なことだと思っています。

関連記事:原状回復におけるクロス張替えの相場はいくら?

チャイムからモニターインターフォンへ

見てください!この細かい資料!

修繕をお願いした管理会社の担当の方が、ビフォーアフターをこんな風に送ってくださいました…感動しています。(いつも細かくフォローしていただき、感謝です…!)

これは最近かなり大切な設備だと思っているのですが、

インターフォンをチャイムからモニターインターフォンに変えて頂きました。

コロナ禍において、ネットでお買い物をする人がますます増えましたし、

防犯面でもモニター付きというのは外せないですよね。

特に女性にも入居してもらいたいと思うのであれば、やはりモニター付きに変えておいた方が良いかなと思います。

関連記事:入居者に喜ばれる賃貸の設備は?

台所

コンロがなかったのでIHクッキングヒーターを設置していただきました。

IHは一口の簡易的に置けるものだと意外と安くで売っていたりするんですよね。

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こちらは見積もりでは6,500円となっておりました。

かなり良心的な価格でやっていただいたと思います…ありがたいです。

マイスターハンドル交換

お恥ずかしい話なのですが…私、この資料を拝見して初めてここがマイスターハンドルという名前なのだと知りました笑

二箇所、交換していただいたようです。

実際に住んでみるとこういうところはかなり気になるものですよね。

冬場はそうでもないかもしれませんが、夏場だと頻繁に窓は開閉したりするものです。

こういったところに不具合があるとちょっとした不快が日々の生活で蓄積されてしまいます。

温水洗浄便座設置

もともと温便座だったのですが、温水洗浄便座(ウォシュレット)に変えました。

私自身、トイレには絶対にウォシュレットが付いててくれ…と思ってしまうタイプでして笑

やはりこれも内見の時にチェックするポイントなのではないかなと思います。

意外にも、ウォシュレットに関しては女性よりも男性の方が「必須!」と思っている人が多いように思います。

そういえば痔の患者数の男女比は3:2らしいです。(3が男性)

やはり男性の方が多いですよね。

関連記事:収益物件に無電源ウォシュレットを設置してみました!

浴室の

浴室の蛇口部分ですが、お湯とお水、それぞれを回さないと温度調整ができないタイプの混合栓だったものを、サーモ混合栓という、温度調整のレバーが左側についているタイプに変えていただきました。

お風呂もほとんどの方がほぼ毎日入るものですので、こういったところもやはりストレスになるものですよね。

この工事が35,000円。

これら全ての修繕を143,000円でやっていただけたのはとても有り難いな、と思いました。

ぜひ原状回復の修繕をする際の参考にしていただけたらと思います。

前入居者が長期で入居されている場合は原状回復費用が大きくかかってしまう場合もありますが、

基本はなるべく抑える方向でいけると、利回りにも影響が出づらく、良いと思います。

関連記事:賃貸物件退去時に入居者が猫を飼っていて原状回復75万円!?

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