不動産投資の基礎知識

不動産屋が一番嫌がることはしちゃいけない!業者に好かれるオーナーになろう

不動産業者の方とお話ししていると「あのオーナーは態度が悪いからあまり喋りたくない」みたいな生々しい話を聞いてしまうことがあります笑

明日は我が身と思って気が引き締まるわけですが、なるべく関わって下さる不動産業者の方が嫌な思いをしないようにというのはいつも心がけていることです。

「不動産屋が一番嫌がることをすれば物件の売買がうまくいく」なんていうことが言われていますが全くもってそう思いません。

不動産業者は確かに合う合わないというのが確実にあると思います。

人間同士なのでそういった相性があるのは仕方がないことです。

しかしわざと不動産業者が嫌がるようなことをする必要はありません。

友達関係と同じように、合わない人とは一緒に仕事をしないようにすればいい、距離を取れば良いのです。

わざわざ嫌がるようなことをして誘導するようなことをする理由があまりないように思います。

これからも付き合いが続くかどうかは考えてもいい

その不動産会社とこれからも付き合いが続くかどうかということは考えてもいいのかなとは思っています。

例えば物件を購入する時、相手方の不動産会社とは長くお付き合いは続かないと思いますので、そこまで慎重になる必要はないかと思います。

しかし物件を購入する時にその物件を紹介してくれたのが自分のいつも懇意にしている不動産会社なのであれば、その会社と関係性が悪くなるのようなことは避けた方が良いです。できれば相手が仕事しやすい動きはどんな動きかな、というところまで考えてあげたいところ。

また物件を購入した後に管理を任せるような会社とはトラブルになると損です。

これからもお付き合いをしていきたい不動産業者なのかどうかということは考えて行動していくと良いと思います。

全ての人にいい顔しようとしても自分も疲れてしまいますので、多少はそういうところを計算しても良いでしょう。

ただ不動産業界というのはとても狭い世界で、業者同士がつながっているということもよくあります。

あまりにも失礼な態度をとると、自分の信用を失うことにもなりかねません。

不動産業者にとってオーナーというのはたくさんいるものでもありませんから、不動産投資を長く続けていきたいと思うのであれば好かれるオーナーになるということが大切だと思います。

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関係性が良好だからこそ不動産投資もうまくいく

よく管理会社のことを「お金を払っているのだからしっかりと管理をして当たり前」と考えているオーナーがいます。

不動産管理会社からかかってくる電話というのはだいたいトラブルの電話であることも多いので、電話口で不機嫌な態度を滲ませるオーナーも多いようです。(不動産業者の方から直接聞いた話です笑)

そういったオーナーだと、不動産業者の方も一緒に仕事をするのは嫌だなと思ってしまうものですよね。

そもそも自分ができない管理をお願いしてやってもらっている立場なわけですから、もちろん管理をしっかりとしてくれないということは問題かもしれませんが、やってもらって当たり前、なんていう態度をとるのはおかしいのではないかと思います。

管理をしてくれる人がいるからこそ自分は地方にも物件を持つことができますし、物件を離れて別の場所で別の仕事をすることができるのです。

ましてやトラブルがあった際に、管理の方に当たるなんて言語道断。

別に管理の方が悪くてトラブルが起こるわけではありませんからね。

普段から管理会社の方との関係性を良くしておくことによって、新しく出た良い物件の情報を教えてもらえたりすることもあります。

やり取りをしているからこそ気づくそのエリアの新しい話なんかもあります。

不動産業者の方とお話することが楽しいと思えないとむしろ不動産投資をしていくのは難しいのではないかと思うくらいです。

逆にそういった人間関係が苦手という人は不動産よりも株式投資の方が良いかもしれませんね。

不動産業者の方は自分のビジネスパートナーだと思って接することができると良いと思います。

実際自分がやらなくてはいけない仕事の一部をお任せする方達なわけですから、ビジネスパートナーですよね。

オーナーの方が立場が上ということは決してありません。そこを少し勘違いしていることが多いように思います。

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不動産業界には詐欺が多い

不動産業者に対して攻撃的な内容になっているネット記事や情報が多いのは、どうしても不動産業界に詐欺が多いことが関係していると思います。

かぼちゃの馬車事件は有名ですが、やはり営業を取ってこないといけないというノルマがあったりして、不動産業者も必死なところもあります。

全ての不動産業者が良い人というわけではありませんし、いつでも「詐欺にあうかもしれない」という警戒心をもっておくことは大切です。

しかしだからといって不動産業者が嫌がることをすればいいというわけではありません。

例えば物件が売却をする時に査定を出すと思いますが、査定で出してきた金額が妥当な金額であることもあります。(そうでないことも多いですが)

どうにかして物件を高く売りたいがために嫌がらせのようなことをする人もいますが、妥当な金額を出しているのにそういったことをされると不動産業者の方も困ってしまいますよね。

結局詐欺にあわないためにどうしたらよいかと言うと、それだけ自分が相場観を身につけて正しい情報を取れるようになるしかないのです。

そうしたら「何かおかしいな」と少し考えれば気づけるようになるんですよね。

不動産業者に対して猜疑心を持つのではなく、自分の中に確固たる基準を築けるように常に勉強をしておく、金額感を把握しておくということが大切です。

楽して儲けようと考える人こそ、騙されやすくなるのではないかと思います。

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