地方の築古アパートを中心に不動産投資をしています。
今回は、私の所有している物件ではないのですが、話に聞いた「入居者が火災保険を途中解約していた」という話について。
何でもトイレに流してしまう外国人

まずそもそもの発端ですが、入居者がアジア系外国人のカップルだったそうです。
日本の常識が通用せず、トイレになんでもかんでも流してしまっていたそうで、それが詰まり、水漏れへ。
後からトイレ詰まりの業者さんに対応してもらったら、プラスチックなど、とんでもないものが詰まっていたそうです。
これからも外国人の方は増えていくでしょうけど、どこまで受け入れるか、というのは難しいところですよね。
私も外国人の方の受け入れは行っていますが、やはり築古アパートだと家賃帯が安いため、質も悪くなりやすく、いつトラブルが起きるかビクビクしています。
ただ今のところは保証会社も通してもらっているのもあり、そこまで大きなトラブルに発展したことはありません。
急に母国に帰ってしまう、などの予期せぬ退去はありましたが…
基本的には保証会社を通せば、リスクは抑えられるのではないかなと思います。
この前は保証会社に通らなかった案件もありました。

火災保険が使えるはずなのに解約されていた

なんでもかんでも入居者がトイレに流したせいでトイレが詰まってしまって水漏れしたのに、なんとその入居者、火災保険を自分たちで勝手に解約してしまっていたんですよね。
そんなことは自分たちで出来るくせに、なんでトイレに流してはいけないものが分からないんだろう…
火災保険は法的に入居者に加入義務があるものではありません。
ですが、入居時に火災保険加入必須としているオーナーさんが多いと思います。
今回のケースはもちろん、水漏れや火災など、入居者の過失で起きてしまったトラブルだとしても、火災保険が使えることは多いです。
もちろん入居者さんに加入して頂くものになりますので、火災保険の費用は入居者負担ということになります。
そこで、無駄なお金を払いたくなかったのか、
入居時には火災保険に加入したけど、その後自分たちで解約した、というわけですね。
解約しないで、と強制しているわけでもないので、勝手に解約されていても、オーナーとしては文句は言えないわけです。
基本的に火災保険は全室の入居者に加入してもらいますから、こういった場合は水漏れ被害にあってしまった被害者側の入居者の火災保険を使うか、
あるいはオーナーが入っている建物の火災保険を使うか…になりますが、いずれにせよ審査もありますし、修繕費がカバーできるかどうかは分かりません。

火災保険を途中解約するとどうなるのか

今回のケースで初めて、「火災保険を途中解約しちゃう入居者なんているんだ!」と思ったわけですが、
火災保険を途中解約すると一体どうなるのでしょうか?
火災保険は新商品に乗り換えたいという場合や、契約期間内で退去をすることになった場合などもあるため、途中解約をすることはもちろん可能です。
解約返戻金があることも
火災保険を途中解約した場合、契約の条件によっては、残りの保険期間に応じた保険料を解約返戻金(かいやくへんれいきん)として返還されることがあります。
掛け捨て型の火災保険もありますし、解約返戻金に関しては商品によって異なりますので、きちんと調べる必要があります。
また、もちろんですが残りの期間分の保険料が全額返ってくるわけではありません。
ほとんどの場合は掛け率があり、かけていたお金よりも少ない金額しか返還されないものです。
空白期間が発生する場合がある
今回のケースでは確信犯的に火災保険を解約していたわけなので、火災保険が効かない期間ごあることも厭わずにやっていたことになりますが、
もし退去や商品の乗り換えで火災保険を解約するのであれば、古い火災保険と新しい火災保険が切り替わるタイミングでどちらの火災保険も使えない空白期間ができる可能性があります。
これはしっかりと調整して、新旧火災保険が被るように解約・契約をしないと、空白期間に何かトラブルが発生した場合に火災保険が使えないので要注意です。

火災保険は年々高くなってきている
火災保険の保険料は毎年高くなってきていますし、
オーナー側が入る火災保険は長期契約もできなくなってきており、築古アパートは条件が合わず契約すらできない、ということも増えました。
それでもやはり、火災保険にはしっかり入っておいた方が良いと思います。
いつ何が起こるか分かりませんし、水漏れくらいであればそこまでの額にはならない事が多いですが、火災なんかになったら洒落にならないですからね。
