不動産投資の基礎知識

リフォームでぼったくりは多い!修繕費用を適正価格に抑えるコツ

不動産投資を行うときは物件のリフォームが必ず必要になってきます。

壁紙を張り替えたり外壁を塗りなおしたりといったリフォームをすることによって、物件の価値を高めれば入居率をさらにアップすることができるでしょう。

 

しかしこのリフォームで多く発生しているのがぼったくりです。

リフォーム業者をしっかり選ばないと騙されてしまうことがあります。

 

3倍以上の価格のところも!ぼったくり手口

 

ぼったくりのリフォーム業者に捕まってしまうと通常の一般的な値段よりも3倍以上の料金をぼったくられることがあります。

 

ぼったくりのリフォーム業者はどのような手口でぼったくり行ってくるのでしょうか。

 

訪問販売

 

リフォーム業者というのは資格が必要な仕事ではないので、実は事務所と電話とチラシがあればできてしまうような仕事なんですね。

ぼったくり業者の場合、事務所を持っていないことがあり、それを誤魔化すことができるため訪問販売の形をとっている業者があります。

 

もちろん訪問販売を行っている全てのリフォーム業者がぼったくりというわけではなく、中にはきちんと事務所を構えて訪問販売を行っている業者もあるのですが、

自宅を訪問し「今すぐリフォームをしないと大変なことになる」というような説明をして、入金を済ませだ後に連絡をすると連絡が取れず、事務所も実際には存在しなかったというパターンがあります。

 

不動産投資を行っているオーナーの場合は物件の現地で訪問販売を受けることはないでしょうからこういった手口には乗せられないと思いますが、

リフォーム業者の事務所がきちんと存在しているかどうかということはリフォームをする時に必ず確かめておいた方が良い部分です。

 

激安のチラシで吊る

 

「エアコンのクリーニング1000円」などといった激安のチラシで集客し、

いざリフォームをお願いしたら別な場所のリフォームも勧められて最終的にものすごく高い値段になってしまうということもあります。

 

ぼったくりでよくある手口ですが頼んでいないのに別の施工を行われてしまうということがあります。

口約束ではなく、どのような施工をするのかという説明をしてもらった上で依頼するようにしましょう。

 

頼んでないのに間取りを変えられる

 

大規模なリフォームの時に頼んでいないのに間取りを変えられそうになったという話もあります。

間取りを変えるとなると壁を壊したりもしなくてはいけないので当初想定していた値段よりも大きく金額がかけ離れていきます。

 

自分の知らないうちに話があっという間に進んでいってしまっているパターンがありますので気をつけてください。

 

モニター価格は危険

 

モニター価格、つまり見本工事としてさせてもらうから、サービスで料金を安くすると言ってきて、結局のところ蓋を開けてみたら他の業者よりも値段が高く、

モニター料金どころかぼったくりだったというケースもあります。

 

モニター価格という言葉が出たら怪しいと思った方が良いでしょう。「今ここで決めたら料金が安くなる」というような言い方をするリフォーム業者はぼったくり業者の可能性が高いです。

関連記事:古いアパートは地震が不安!耐震チェックのポイントを紹介します

 

ぼったくりに合わないために

 

ぼったくり業者に騙されてしまわないために気をつけておくべきことをご紹介します。

 

管理会社に任せきりにしない

 

まずリフォームを管理会社任せにしないということが大事です。

お付き合いもあるとは思いますが、管理会社がいつも頼んでいるところが必ず安いとは限りません。

 

特に不動産投資初心者の場合は管理会社にリフォーム業者のことを任せすぎないことが大切です。

 

相見積もりをとる

 

修繕をお願いする業者が決まってないうちは、複数の業者で相見積もりを取って業者の比較をしましょう。

 

この時大切なのは「安いリフォーム業者が良いというわけではない」ということです。

激安のチラシで釣るというぼったくり業者の手口を先ほど紹介しましたが、それと同じように見積もり価格も安くして実際に施工完了間際になってから追加で料金を取ったり、見積もりとは違う価格を請求してくる業者もあります。

 

相場からあまりにもかけ離れて料金が安いリフォーム業者は逆に注意が必要なのです。

なので相見積もりをとって一番安い業者に頼むというのはやめたほうが良いでしょう。

 

ネット上の口コミなども参考にしてみると良いと思います。

 

見積もり内容をしっかり見る

 

見積もり書が来たら内容がどのような施工内容になっているのかということをきちんと見るようにしましょう。

別途費用がかかる内容はどんな内容なのかということも確認しておくべきです。

 

見積書の内容がざっくりとしているものの場合は注意が必要で、

なるべく細かく内訳が書いてあるリフォーム業者にお願いする方が安心です。

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大きな支出になってくるリフォーム費用ですので騙されないように良い業者を見つけましょう。

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