地方の築古アパートを中心に投資をしています。
複数の不動産を所有していると、どのお部屋が今どの状態だったかということが段々わからなくなってくるものですが笑
今回は退去後のクリーニングについて解説してみます。
退去後のお部屋は、人それぞれ
退去後にクリーニングがまだ入っていないお部屋を見に行くこともありますが、
退去後のお部屋の状態というのは本当に人それぞれです。

こんな風に、かなり綺麗に使ってくださっていて、最後の掃除もしてくれたのかな?というようなお部屋もあります。
こういう場合は本当にただの清掃で済んだりするので、オーナーとしてはとてもありがたいですよね。
しかしお部屋によっては、結構汚いな…というお部屋もありますね。

特に長く住んでいたという方ではなく、さらに女性の入居者だったお部屋でも、こんな感じで結構汚いことがあります。

お風呂の黒ずみが酷いことも。通常清掃よりも少し高くつきそうです。

冷蔵庫何かを置いていたのでしょうか?こういったクロスの焼け跡なんかあったりすると、クロスの張り替えが必要になりますので、通常の清掃だけでなく、工事をします。
さらには、退去連絡があったので入室してみると、残置物が大量にあった、なんてパターンもありますね。


お部屋によってやることがまちまちなので、クリーニング期間についても、どれくらい、と言い切ることがなかなかできません。

退去があってから、次の入居までの期間
入居付けが楽な人気の物件の場合は、退去があってからもすぐに入居が決まることがあります。
クリーニングだけで済むようなお部屋なら、2〜3週間ほどで次の方に入っていただくことができたりもします。
ですが、繁忙期の場合はクリーニング業者さんが捕まらないということも多々あります。
繁忙期というと年度末あたりで、大体年明けあたりからお引っ越しが多くなりますね。
退去があらかじめ分かっているお部屋なら、業者さんを予約しておく、みたいなことも管理の方がやってくださっているようです。
繁忙期を逃すとお部屋が1年空いてしまうこともあるので、退去が繁忙期中なら、なるべく早くクリーニングしておきたいところですよね。

クリーニングの連絡は管理からは来ない
所有している不動産の戸数がそれなりにあるのと、
クリーニングがどんなスケジュールで行われているか、どのお部屋がクリーニング済みか、みたいな連絡は、あまり家賃収入に影響がないというのもあって、いちいち管理会社の方から詳細の連絡は来ません。
どのお部屋が空室で、どのお部屋が入居中なのか、ということはもちろん把握していますが、そのお部屋が今どんな状態か、というのはリアルタイムでいつも把握することはできないですね。
そのため、繁忙期前くらいのタイミングで毎年、現地に物件の状態を見に行って、
空室はお部屋の中まで見るようにしています。

クリーニング済みのお部屋を再クリーニングすることも
クリーニング済みのお部屋はいつでも案内できるし、入居希望者が出ればすぐにでも入居できるはず!
と思ってしまいがちですよね。
ですが、実はクリーニング済みのお部屋でも、再度クリーニングをしなくてはいけないケースがあります。

それが、クリーニング終了日がかなり前のお部屋です。
これは2025年1月に現地にお部屋を見に行った時の様子ですが、クリーニング済みの日付を見ると、2022年8月26日となっています。
つまりクリーニングから2年半ほど経ってしまっているお部屋ということですね。
こういったお部屋の場合は再度クリーニングが必要でうs。
最終クリーニングから2年半ほど経っているお部屋は、まぁなかなか埋まっていないなという感じですが、
例えば最終クリーニングから1年経っているお部屋、とかでも結構汚かったりします。
特によくある問題は「虫の死骸が落ちている」ということですね。

こんな感じで、お部屋の隅に無数の死骸が溜まってしまっているみたいなこともよくあります。
こういう場合は内見前にクリーニングが必要になってきます。
日当たりの良いお部屋だと虫も出やすいです。
クリーニングが済んだお部屋だからOKというわけではないのが難しい所ですね。
しかも、これは現地に行ってみないとわからないことですので、やはり毎年繁忙期の前には現地を見に行く必要があるな、と感じます。
管理の方も全てのお部屋の今の状態を把握できているわけではありませんからね。
