不動産管理

アクセントクロスの意外なデメリットが発覚…!

地方の築古アパートを中心に、戸建てや、都内でも区分マンションへの投資を行っています。

今回は、地方の築古区分マンションで退去があったので、現地にお部屋を見にいくことにしました。

そこで発覚したのが、アクセントクロスの意外なデメリット

実は今までアクセントクロス激推しだったのですが…笑

アクセントクロスとは?リフォームでお部屋の雰囲気をガラッと変える賃貸物件のリフォームの際に、アクセントクロスと呼ばれるやり方をするのが流行っています。 実際に持っている不動産の中でいくつかアクセ...

所有しているお部屋もどんどんアクセントクロスを取り入れているものの、

今回のデメリットがわかってなるほどな〜!と気づきがあったので、記事にしたいと思います。

アクセントクロスとは

そもそもアクセントクロスとはどういうものなのか、というと、

「アクセントとなる」「クロス」です。

今回現地に行ったアクセントクロスを導入しているお部屋

こんな感じで、お部屋の中の一面だけを別の色に張り替える手法ですね。

ホテルなんかでもよく取り入れられていて、お部屋の印象がガラリとおしゃれな雰囲気に変わり、特に築古なんかだと効果が高いような気がしています。

不動産業界では一般的な白いクロスと単価が変わらないことが多く、

私も結構なお部屋でアクセントクロスを導入しています。

こちらは黄色のアクセントクロスを採用しました
こういった柄入りのものもあります

体感ではありますが、アクセントクロスを導入したお部屋は入居が決まるのが早い気がしています。

関連記事:アクセントクロスの張り替え費用は1350円/㎡でした

デメリットは、修繕時に全張り替えになること

こちらは今回見に行ったお部屋のアクセントクロス

少し暗めの色で落ち着いた雰囲気にしようと思って採用した色でした。

退去後のお部屋なので、クロスの浮きやビス留め?の跡などがあったんですが、こういった損耗があるとアクセントクロスの場合はもう張り替えしか選択肢がない、ということが発覚しました。

今回は管理の担当の方と一緒に内装業者さんの方も立ち会ってくださいました。

そこでうかがった話なのですが、一般的な白いクロスだと、部分補修が可能なんだそうです。

白いパテというか部分的に塗ることができるものがあるらしいんですよね。

確かに見たことがあります笑

そして、こういったアクセントクロスだと、その色の部分補修をする、ということができないんだそうです。

補修用のパテ?のようなもので、その色を作ることが不可能なんだそうなんですよね。

アクセントクロスの場合は退去の度に必ず張り替えが必要になるかも…

そう考えると、単価は一般的な白いクロスと変わらなくても、長期的に見るとアクセントクロスってやっぱり高いんじゃないか…と疑問に思うようになってきました。

壁に開いた穴

余談ですが、なぜか今回退去したお部屋の壁に謎の穴が開いていました。

なんのために開けた穴なのかはわからないですが、これは困りますね…

業者さんが一緒に立ち会ってくださったおかげで、新しいアクセントクロスのデメリットに気づくことができました。

これは発見ですね〜

関連記事:【実録】原状回復の修繕費をなるべく安くオーダー

アクセントクロスよりもCFをおしゃれにする方がいいかも

今回の件で思ったのは、アクセントクロスを導入するとどうしても退去のたびに張り替えが必要になってしまうので、

それだったらクッションフロアの方をおしゃれにした方がいいかな、と思いました。

こちらは同じお部屋の水場です

水場ではクッションフロアを少し変わった柄のものにしています。

クッションフロアは傷がつけばどっちみち張り替えなくてはいけないものですし、長期入居があれば割と張り替えになることが多いです。

白クロスだと部分補修でいけることも結構あることを考えると、

アクセントクロスでどうにかおしゃれに見せるよりも、クッションフロアの方を少しおしゃれにしてお部屋の雰囲気を変える方がいいかなという感じです。

関連記事:投資物件のリフォームはコスパ重視、やりすぎない。

物件に足を運ぶことが大事

私自信は東京に住んでいるのですが、所有している不動産は地方のものが多いので、実際に現地に見に行こうとすると必ず飛行機か新幹線に乗らなくてはいけなくなります。(都内のものも少しはあるのですが、メインは地方のため…)

なので退去のたびに現地にお部屋を見にいくということはできません。

今回は物件をリフォームしてまた賃貸に出すか、それともガッツリリフォームして売却してしまおうか…という悩みがあったので現地に行ってみました。

あとは間取りが1Kではなく、3LDKだったので、修繕費のイメージがしにくいなと思ったのも現地に行った理由の一つです。

実際に現地に見にいくと「これはそのままでも大丈夫そうだな」「さすがにこれは修繕しないと厳しいな…」という判断ができるのが良いですね。

内装業者さんも立ち会ってくださったおかげで、さらに細かく相談しながら修繕のイメージができたので大変ありがたかったです。

やはり現地に見にいくというのがとても大切だな、と感じました。

関連記事:【所有物件】アパートの原状回復費用を大公開します!

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