不動産管理

空室活用方法!空いているお部屋も賢く収益化しよう

アパートやマンションなどの経営をしていると、空室が出てしまった時にどうしても焦ってしまうものだと思います。

なるべく満室経営を目指したいところですよね。

 

ですがやはりどうしても空室を避けることができないという場合、空室を活用することもできます。

 

最近は空きスペースとその利用者のマッチングサービスなどが出てきており、空室活用も簡単に行えるようになってきました。

今回は空室の活用方法についていくつか解説してみたいと思います。

 

スペースレンタル

 

特にあまり準備をせずに始めることができる空室活用がスペースレンタルです。

スペイシーやスペースマーケットというような、時間貸しで空きスペースを活用します。

 

実際に私もスペイシーやスペースマーケットを利用したことがあるのですが、

本当にアパートやマンションの一室に、机や椅子を入れただけ、というようなスペースが結構あるんですね。

気になる方は実際これらのサイトに掲載されているスペースを検索してみてください。

 

使用用途としては

  • 外で行う会議
  • 友達との集まり
  • 講習会やレッスン、セミナー
  • パーティーやオフ会
  • 個展や展示会
  • YouTubeなど動画の撮影

といったようなことになります。

 

もちろん内装がきれいだったり設備が充実している方がほかのレンタルスペースよりも人気が高くはなりますが、

わざわざ家具を用意する必要はあまりないので作業するために必要な机と椅子があれば十分というような形です。

 

時間貸しであれば特に旅館業法などを心配する必要もないので、上記に挙げたようなサイトにスペースを掲載するだけで始めることができます。

 

空きスペースで作業する人が多いので、できればインターネット環境は整えた方が良いでしょう。

 

ただ机と椅子を買ってインターネットの回線代を払うぐらいであれば、そこまで初期投資もかからないと思います。

 

場所を気に入ってもらえれば、リピーターに使ってもらうこともあるでしょう。

実際私も使ってみて、使いやすいスペースに関してはリピートして使っています。

 

入居者が決まれば掲載を取りやめればいいだけですから、全く稼働させていない教室を少しでも活用する方法としてはとても良い方法なのではないかと思います。

都心であればさらに需要も高いでしょう。

関連記事:アパートの空室が埋まらない理由として考えられるもの

 

Airbnbなどを使って民泊

 

上記で説明した時間貸しではなく泊まれる場所として空室を提供するという方法もあります。

Airbnbに代表される「泊まる人を探したい人」と「泊まりたい人」をマッチングするサービスが世界的に流行しています。

 

オリンピックの開催もあって日本を訪れる外国人観光客は非常に多くなってきています。

そのため外国人観光客に向けて民泊を始めるをオーナーも増えてきているんですね。

 

ただしこれは民泊業務になりますので申請を行い許可を得る必要はあります。

 

民泊新法ができたことにより2018年からは民泊を始めるにあたって、クリアしなくてはいけない基準というのはかなり下がりました。

外国人観光客が多い地域では部屋数の多い一軒家をリフォームして民泊専用の建物にするというところも増えてきています。

 

とはいえ時間貸しレンタルよりは揃えなくてはいけないものも多いですし、消防法などの法律も気にしなくてはいけませんので手間はかかると思います。

 

最近はAirbnb専用の代行業者なども出てきており、クリーニングだけを外注しするというようなやり方をしているオーナーもいます。

地方の物件でもこのようなやり方であれば簡単にAirbnbを始めることができるかもしれません。

 

地域の需要によっては、通常の賃貸のお部屋として貸し出すよりも収益を出すことも可能でしょう。

 

最近、中には旅館業法を守らずに賃貸借人が勝手にAirbnbをやってしまうケースもあるようです。

これは又貸し、いわゆる転貸になってしまいますし、民泊新法であっても民泊を始めるには必ず届出が必要です。

賃貸借契約の内容によっては契約違反になることもありますので、オーナー側も改めて、入居者に対して注意した方が良いでしょう。

関連記事:民泊の投資物件を実際に見てきた!実はルールが多い?

 

トランクルームにする

 

また空室が多くなってくるようであればトランクルームにしてしまうという空室活用方法もあります。

 

一般的な賃貸契約と違ってトランクルームというのは契約期間がとても長くなる可能性があります。

荷物を移動するのもまたお金がかかってしまうので引越しをする場合でもトランクルームをそのままにするということがよくあるからです。

 

ただしトランクルームに関しては需要がないと成り立ちません。

 

都心部でお部屋の間取りが狭いところが多いような地域でないと、わざわざトランクルームを借りて荷物を置いておこうと考える人はいないでしょう。

 

地域にどれぐらい需要があるのか、また、競合となるトランクルームはどのような形態なのかということを調べてから始める必要があります。

関連記事:貸し倉庫やトランクルームを副業としてやるのはどうなのか?知っておきたい基本知識

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