地方の築古アパートを中心に戸建てや区分にも投資をしております。
今回は地方築古アパート(8戸)のうちの1部屋の話です。
入居募集をするのを忘れられていたお部屋がありました笑
修繕に時間のかかるお部屋だった
問題の物件はどうしても修繕に時間がかかるお部屋でした。
というのも水漏れのトラブルがあり、一度水没してしまったお部屋だったのです。
(どれくらいの程度だったのかは現地を見たわけではないので把握していないのですが)
この水漏れに関しては保険の鑑定人の方が来てくださって、保険がおりるかもしれない、ということでした。
水道管破裂による天井からの漏水だったため、電気なども点かなくなってしまっており、照明を変えたり、というのもやったお部屋だったんですよね。
結局このお部屋は保険がおりて、修繕費用もカバーすることができたのですが、
このトラブルが起こったのが1月末でした。
つまり繁忙期前。
できれば入居募集は繁忙期に行いたかったのですが、修繕が長くかかってしまったことによって間に合わなかったわけです。
ずっと「募集停止」
管理会社さんに管理をお願いしていると、毎月管理会社さんから家賃の回収やお部屋ごとのステータスを記載した書類が送られてきます。
どれくらいの家賃で契約をしていて、毎月の家賃収入がいくらだったか、といったことがこの明細を見ればわかるようになっているんですね。
そして件のお部屋はずっと「募集停止」という状態になっていました。
修繕が長くかかってしまうということはわかっていたので、しばらくは疑問に思っていなかったのですが、
9月頃になってもまだ「募集停止」となっており、
あれ、このお部屋ってまだ修繕終わってなかったんだっけ?
となりました。
そこで問い合わせをしたところ、どうやら募集を再開するのを忘れていたようでした。
1月末にトラブルが起きてからもう9月になっていたので、かなり期間があいてしまった形になります。
ですが、私も確認するのが遅くなってしまいました。
複数の物件を持っていると、どこがどうだったというのはどうしても把握しにくくなりますね。
関連記事:不動産投資、入居者募集キャンペーンで実際にやってみたこと
すぐに入居が決まった
入居募集を再開してもらったところ、このお部屋はすぐに入居が決まりました。
もともと8戸中6戸埋まっていたアパートだったので、このお部屋が決まったことにより8戸中7戸となりました。上々ですね。
募集をすればすぐに決まるようなお部屋でよかったです笑
管理会社さんに忘れられていたのはちょっと痛手ですが、まぁ人間誰でも忘れてしまうことはあるでしょう。
私が所有している物件よりも、管理の方は1人で担当しているお部屋の数は相当多いでしょうから、それらを一つ一つ把握するのはとても大変だと思います。
入居も早く決まったことですし(もしかしたら案内に力を入れてくれたのかもしれません笑)一件落着です。
関連記事:物件の差別化はどうやればいい?入居者目線で考える投資
確認は大事
所有している物件の数が多くなってくるとどうしても一つ一つのお部屋の状態を把握するのが難しくなってきますが、
まず毎月送られてくる明細には必ず目を通し、確認をすることが大事ですね。
家賃がいくらの設定になっているか、ちゃんと回収ができているか、募集ステータスが合っているか。
会社員の方とお話をすると給料明細をしっかり見る人が少ないみたいなんですが(私の周りだけかもしれませんが笑)
そういう人は不動産投資にはあまり向かないだろうな、と思います。
明細は毎月しっかり確認して、送られてきた明細を綺麗に保管しておくことが大事かなと思います。
また、修繕中のお部屋に関しては、「修繕完了しました」というような報告がないことも結構あります笑
まぁこれらを一つ一つせっついていると多分部屋数が多くなってきた時に大変なので、ある程度は管理の方の裁量でやってもらった方がいいかなと思っています。
私はちょっとした修繕に関しては修繕内容を管理の方の判断にお任せしたりすることもあります。
もちろん内容が高額になるような場合は任せすぎてもダメですけどね。
最近で言うと、物置の交換がとんでもない金額で見積もりが来てびっくりした、という話があります笑
中には「オーナーさんだから言えばお金を出してくれるだろう」的な考え方の方もいらっしゃいますね…
こちらもビジネスとして不動産投資をしているので、イエス・ノーは都度しっかり考えてハッキリと伝えなくては、と思います。
ちなみに私の場合は、それぞれの物件ごとにメモを整理してつけていて、
その物件で何があったか、ということをいつでも呼び出せるようにしています。
物件数が多くなってきたら、こういった工夫も必要かな、と思いますね。