地方の築古アパートを中心に、戸建て、区分マンションにも投資をしています。
投資歴は10年を超えました。
最近少しずつ増えているのが給湯器の盗難です。
私自身はまだ被害にはあっていませんが、まわりでそんな話を聞いて戦々恐々としています。
今回は給湯器の盗難が増えている背景と、その対策について考えてみたいと思います。
なぜ給湯器の盗難が増えているのか
給湯器の他にも室外機も…
給湯器も室外機も・・・⁉ 急増“金属窃盗” 手口は?知っておくべき盗難対策は?(NHK クローズアップ現代)
こちらの記事によると、給湯器に限らずエアコンの室外機、排水溝のフタなどの金属を狙った窃盗事件は、2023年に全国で1万6000件あまり発生しており、ここ3年で3倍に急増しているそうです。
主に関東中心に被害が広がっており、X(旧Twitter)などで、『解体・ソーラー・工事中』などで調べて、職人のアカウントで『今ソーラーの工事をやってる』といった書き込みを見つけ、近場のソーラーパネル現場に窃盗に入ったりするそうです。
ソーラーパネルの取り付け現場に銅線が多く、大体1キロ1000円〜1200円程度で買い取ってもらえるんだとか。(かつて犯行グループに関わっていた人物の証言)
また、新型コロナウイルスの影響により、給湯器の生産が遅れて世界的に品薄になっていた、という背景もあるようです。
給湯器は屋外に設置されており、特に固定などもされていないものが多く、さらに製造に使用されている部品が再利用しやすいため、盗難が増えているそうです。
中に使用されている銅を売却する目的で盗む人もいるのだとか。
なんだかずいぶん物騒な世の中になったというか、これまでが平和ボケしていたのでしょうか…盗られるはずがないと思っているものが勝手に盗られてしまうというのは困ったものです。
中には付けたばかりの給湯器を盗まれたという方がいたり、
明日には入居者が入る、という段階で給湯器がなくなってることに気づいた!というオーナーさんもいらっしゃるようで、お話を聞くだけでも肝が冷えますね。
追い焚き機能がついた給湯器は10万円〜20万円ほどしますので、とんでもない出費となります。
関連記事:給湯器の修繕!点検や交換にかかる費用と使用期間目安は?
給湯器の盗難対策
給湯器は屋外に無造作に置かれていることが多いですので、これからは盗難対策もしっかりしていった方が良いのかな、と思いますね。
まず盗みにくいようにする、というのは一つの盗難対策になると思います。
たとえば、給湯器を設置した上から取り外しにくいよう柵で囲っておくだとか、ボックスの中に給湯器を設置し、ボックスに鍵をかけておく、というような対策です。s
給湯器がすぐに目に付くような場所にポンと置かれていると、やはり「盗みやすそうだ」と思われていまうのでしょう。
設置するときにチェーンロック、盗難防止用ボルトなどを使うのも有効です。
さらに、ダミーでも構いませんので、防犯カメラを設置するという方法もあります。
専門家だとダミーのカメラは見抜かれてしまうそうですが、それでも付いていないよりは付いている方が良いでしょう。
「セキュリティ対策をしっかりしている不動産だ」と思ってもらうことができれば、そのエリアで狙われる可能性が低くなります。
給湯器のまわりが死角にならないように、植栽の配置などにも気を配ると良いです。
犯罪が起きにくい環境を作る努力をする、ということが大事ですね。
私も定期的にアパートの除草をお願いしたり、ゴミ類の撤去をお願いしています。
景観が乱れていると、それだけ犯罪を誘発しやすくなりますからね。

歩くと音がするように砂利を敷いたり、人が近寄ると光るような人感センサーライトのようなものを設置するのもおすすめです。
太陽光で充電できるものは、取り替えの必要がなくて楽ですね。
3000円前後で導入できるので、こういった防犯対策を試してみるのも良いかもしれません。
また、給湯器自体に名前を入れたり、目印を付けておく、ということも大切です。
窃盗犯が「分解して部品や銅を売却する」ということを目的にしている場合は効果が薄いかもしれませんが、
給湯器を盗んでそのまま売却することを目的としている場合は、目印が付いているものは狙われにくくなるでしょう。
関連記事:粗大ゴミを敷地内に放置されてしまった!その対応は?
給湯器の盗難に遭ったら
対策をしていても給湯器の盗難に遭ってしまうこともあります。
まずは入居者の退去に繋がらないよう、新しく取り付けをする必要がありますね…悔しいですが、とにかく迅速に取り付けてもらえるところを探して、多少割高になっても早く取り付ける、ということを優先した方が良いです。
そして火災保険では盗難をカバーしているものもあります。
もし給湯器の盗難にあったら、火災保険の内容を一度確かめてみて、対応ができないかどうか問い合わせてみると良いでしょう。
警察に被害届を出すことも忘れずに。(新品を取り付ける前に現場検証が必要になるそうです)