地方の築古アパートを中心に、区分や戸建てにも投資をしています。
投資歴は10年を超えました。
いくつかの地方都市で複数の物件を所有しているため、現地視察をするために出張が多くなりがちです。
サラリーマンとして働きながら、こういった動きをするのはまず無理だろうな、と感じますね。
私が出張に行くのは主に以下のような時です。
- 繁忙期前、地元で管理をお願いしている管理会社さんにご挨拶へ
- 購入を検討している物件が出た時、問い合わせをしてお話をうかがい、良さげなら次の日には現地へ
- 所有物件を売却する時、リフォームをどこまでかけようか、現地を見て決めたい時
ちょうど最近だと、売却前のリフォームの検討で現地に行きました。
普段行っている出張について、経費計上面から少しお話ししてみようと思います。
現地視察は経費計上できるのか?
物件視察代は、「ただの旅行」と思われないように、きちんと証明できる資料が揃っていれば、経費計上することができます。
旅行ついでの現地視察…となると経費として認められないという判断になりやすいので注意しましょう。
と言っても、私の場合は一つの地方都市でお付き合いのある管理会社が複数社あったりするので、それらの会社さんを巡っているだけであっという間に1日が終わってしまい、もう10年以上通っているような土地だと目新しいものもあまりなく、出張はしっかり出張として余白のないままに終わってしまうことが多いのですが笑
交通費や宿泊費について
飛行機や新幹線に乗った交通費は経費とすることができますし、宿泊したホテルも経費になります。
ただ、宿泊も「宿泊しないとならかったかどうか」というところがポイントとなります。
あくまで出張として行っているので、高すぎるホテルや、物件から遠すぎるホテルなどは経費にはしにくくなります。注意した方が良いでしょう。
私はいつもなるべく最低限のホテルに泊まるようにしています笑
昔はお金がなかったのもあり、日帰りで全てをこなして帰ったりもしていましたが、
そうすると朝一の便で飛行機に乗って、帰りは一番遅い便、なんてこともありました。
しかも朝一の便は始発では間に合わず、前日の夜から空港に行って、空港で時間を潰して自分が乗る便を待ったこともあります。
今思うと本当に色々強行で行っていましたが、最近はさすがにきついので宿泊するようになりました。と言っても1泊2日が多いです。
何泊もするような場合は、「それだけ泊まらなければならなかった理由」がまた必要になりますので、気をつけておかなくてはいけません。
旅行がてら現地視察に行った。、というレベルだと、宿泊費を経費にするのは難しいと思います。
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接待交際費
管理をお願いしている管理会社の方々とはお食事に行くこともあります。
もう長くお世話になっている管理会社のみなさんは、いつもお仕事終わりに居酒屋なんかに行ったりするのですが、
「こんな風に飲みに行ったりするのは、あなただけです」と言われたこともあります笑
なので一般的なことではないのかもしれません。
もちろんお会計はこちらで支払わせていただきます。
実際に管理を行ってくださっている担当の方には本当に頭が上がりません。
管理の方がいなかったら、自分が住んでいるところから遠い地方にある物件なんて購入できないですからね。
そして管理の方がいてくださるからこそ、入居者の方とも直でやりとりする必要がないので、投資に集中できているというのもあります。
最近は家賃滞納が続いていて、警察立会いのもとお部屋に入ったらゴミ屋敷だった、という案件が2件立て続けに起こりました。
オーナーとしても大変ではありますが、実際にこの入居者さんとやりとりをしていただいている管理の方の心情を思うと……ため息が出ますね…
店舗にお伺いする時は菓子折りも持参しますので、こちらも経費としています。
誰と会ったか、どの物件を見たか
税務調査が入った時のために、証明となる資料はなるべく残しておいた方が良いです。
領収書はもちろん必要ですが、それと一緒に、誰と会ったのか、どの物件を見たのか、といったこともメモをしたり、写真を撮ったりして残しておくようにします。
また、所感などをまとめてカレンダーにメモしておいたり、ログを残せるツールを使って保存するようにしています。(物件ごとに仕分ける作業が簡単にできるので、私はGoogle Keepを愛用しています)
所有している物件ではなくても、購入を検討しようかなと思っている物件がある場合も同じです。
みなさんの出張時の参考になれば幸いです。
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