地方の築古不動産を中心に投資をしているのですが、先日管理会社の担当の方からお電話をいただき、
物置が壊れていて、全て交換しなくてはいけないので150万円くらいかかりそうです!
と言われ卒倒しそうになりました笑
不動産投資って面白いですね〜(ひきつった笑み)
私自身はマンションに住んでいるため、戸建ての物置というものにあまり意識がいったことがなく、
そして物置を交換するのにそんなにお金がかかるとも思っていませんでした。
完全に盲点。
全然予想していなかったところから、支出がバーンと飛び出して来た感じです笑
予想していなかった出費だったので、色々と調べてみました。
誰かのお役に立てればと思い、記事にしてみたいと思います。
4つ連なった物置が150万円…!
問題の物件は2部屋の2階建てになっている計4戸の築古アパート。
それぞれのお部屋に一つずつ割り当てるような形で物置があります。
私はこの物件を中古で購入していますので、購入した当初から物置も設置してあり、
それも設備の一部として賃貸に出しているような状況でした。
そういう物件もあるのかぁ、というような感じで特に気の留めていなかったのが正直なところです。
形としては4つが一緒になっている連続型というタイプの物置で(これも後から調べたことですが)大きさとしてはかなり大きなもの。
しかも地方の雪の降るエリアなので、雪の重さにも耐えられるしっかりした物置です。
それぞれにお部屋番号が割り振られているような感じで、鍵もついています。
この物置が経年劣化によって壊れてきてしまっており、
新しいものに交換するのであれば一つあたり30万円〜40万円ほど予算がかかるというお話でした。
確かに調べて見ると、「100人乗ってもだいじょ〜ぶ!」なサイズの物置って本当に平気で数十万円してくるんですよね。
しかもその「連続型」という特殊なやつになってくると、さらに高くなってきます。
物置ってこんなに高いんですね…
本当に盲点だったなと思いました。
雪が降るエリアは雪かきのためのスコップなど、道具をしまっておくのにも物置が必要なようです。
確かにこういうのって大きいですもんね。
あとはタイヤがしまってあるイメージ画像がついている物置もありました。
なるほどタイヤ。雪のシーズンだけ使うタイヤとかがあるのでしょう。
東京にずっと住んでいる私からすると、お恥ずかしながら知らないことだらけです。
こういったものを収納するための物置なので、人が普通に入れるような大きさの物置になってきます。
たかが物置くらい、と思っていましたが、サイズがそれくらいのものになると高いんですね。
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築古じゃ投資回収できない
流石にこの値段のものを新規で購入となるとかなり利回り計算が狂ってきます。
というのも地方の築古アパート…物件購入時もかなりの破格で購入しており、利回りは高く見える物件ですが利益は少ないのです。
結局案を見直して頂いて、もう少し安い物置を全力で探しているのですが、それでも本体代金だけで60万円ほどかかりそうです。
これに組み立て費用もかかってきますので結局出費がすごい…
この金額を回収するのに一体何年かかってしまうんだろう、という感じです。
修繕する、みたいな方向でなんとかなりませんかねぇ…
ともご相談してみたのですが、
もう底が腐ってきてしまっていて、修繕でどうこうなる感じじゃないんですよ〜
と言われてしまいました。
厳しい現実…
築古物件は確かに色々なリスクを抱えているものが多く、今までも何度となく予期せぬ出費はありました。
突然お部屋の天井が落ちてきてしまった、という連絡を受けた、なんてこともあります笑
ですが物置、というの初めての経験でしたね。
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物置は貸したくないなと感じた
この件があってから、「物置って結構やばいポイントなんだな」と思いました。
これから築古物件を購入する時は、物置がある物件の場合は少し警戒した方が良いかなと感じます。
地方エリアの物置はかなりの大きさのものが多く、
自転車やタイヤなどが入るようなサイズ感のものなので、安いのを探しても10万円以上はかかってきます。
それを戸数分設置、となると本当にとんでもなくお金がかかってきますよね。
ですが物置も設備として、つまりお部屋の一部として貸しているわけですから、
これが壊れてしまったら、それを修繕する、あるいは新しいものを設置するのにかかる費用はオーナー負担になってしまいます。
これからこの物件でも、物置は一緒に貸さない、という方針にした方が良さそうだな、と感じています。
なかなか難しいですね。
何か良い解決方法があったら、また記事を書きたいと思います。
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