地方の築古アパートを中心に、区分マンションや戸建てにも投資をしています。
投資歴は10年を超えました。
不動産投資をしていると度々話題になる大家の会というものがあります。
名前の通り、不動産投資を行っているオーナーさんたちのコミュニティのようなもので、私の周りの人でも大家の会に入っている人はいます。
話を聞くことは多いのですが、私は大家の会には入らずに今まで不動産投資を続けてきました。
実際に自分が大家の会に入っているわけではないので、「こんなところで、こんなことをやっていますので、入った方がいいです！」というようなことは言えないのですが、
逆に大家の会に入らずに今までやってきた立場で、大家の会について語ってみたいと思います。
大家の会はどんなことをやっているのか？
実際に私が大家の会に入っているわけではないので、周りの方で大家の会に入られている方からお話をうかがったりする程度の知識しかないのですが、
大体の大家の会が10名〜100名単位のコミュニティになっていて、不動産投資に関する悩みや情報を共有したり、投資家が集まって懇親会を開いたりしているようです。
入会すると懇親会や勉強会に参加できたり、不動産投資のサポートをしてもらえたり（物件紹介や金融機関の担当者の紹介など）といった特典があるようです。
物件はネット検索でも購入できる
大家の会に入ろうかどうかを悩む方は不動産投資初心者の方が多いのではないかなと思います。
そして初心者の方の多くが、
- 全く不動産投資の知識がないのに始めるのが不安
- 知識のないままに自分で決める、というのが怖い
- 全く人脈がない素人では、良い物件を探すことはできないのではないか
といった悩みを抱えていらっしゃるのではないかと思います。
まず知識がない、という方はぜひ、不動産売買のポータルサイトを毎日眺めるところから始めてみてください。
自分が知っているエリアの物件や、自宅周辺の物件など、売りに出されている物件を眺めるだけでもかなり勉強になります。
いくつも不動産を見ていると、相場感覚が掴めてきますので、相場よりも高い・低いというのもわかるようになってきます。
何かセミナーに通って勉強する、というよりは、よっぽどこういった実践の方が役立つと思います。
そして、お宝物件はネットに掲載されてない、と思っている方。
確かに懇意にしている不動産業者さんから直接ネットに掲載される前の物件をご紹介頂くこともあるのですが、普通にネットに掲載されている物件に問い合わせをして購入することもあります。
そういった物件は問い合わせが殺到するので、なるべくフットワーク軽く、タイトなスケジュール感で狙っていかなくてはいけないですが、
大家の会に入ってないと良い物件を買えない、ということはありません。
実際私も大家の会に入らずに10年以上不動産投資を続けているわけですからね。
大家業は孤独ではある
私とは違って大家の会に入られている方のお話を聞くと、楽しそうだなと感じることもあります。
私の知人は、大家の会で知り合ったオーナーさんたちと一緒に海外旅行に行ったりしていました。
もちろんそれも海外不動産への投資を視野に入れての視察も兼ねてのことだと思います。
不動産投資をやっていると孤独だなと感じることはやはりあります。
管理会社の方もとても親身になってくださる方ばかりですが、それでも決定権は全て自分にありますので、自分で考えて自分で決めていかなくてはいけない、という場面が多いです。
管理会社の方が常に味方、というわけでもありません。
管理会社の方はどうしても管理会社の利益を優先しますので、お金が動けばそちらにかかりきりに…ということはあって、
なんだかゲンキンだな、と思うこともあったりもします笑
まぁこれは仕方のないことですね。あくまでビジネスパートナーですから。
そういった孤独を感じる時に、同じ立場であるオーナー同士で情報交換ができる、話ができる、というのは魅力的なのかもしれません。
不動産オーナーとなると経営者ということになりますが、これは不動産業だけでなく、経営者の方はみんな抱える悩みかもしれませんね。
関連記事：不動産投資を10年以上やってきて、いつも感じる悩み
あまり周りの人に影響を受けたくない
不動産投資家はいつも孤独ではありますが、かと言って、コミュニティに属してしまうと、周囲の意見に流されやすくなってしまうのではないかな、という懸念も個人的には感じています。
投資はやはり、「いかに他人と違う動きができるか」ということが大切です。
オーナー同士の集まりとはいえ、コミュニティにはなりますので、そこで影響を受けることは多大にあると思います。
そういった環境に自分を置かない、というのも一つの投資選択かなと個人的には思っているのでした。
もちろんこれは個人的な意見ですので、みなさんそれぞれのやり方があると思います。
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